不動産会社のオフライン、オンラインデータを統合--穴吹興産、CDP導入で顧客を「見える化」

 EVERRISEは12月25日、大量データをリアルタイムに収集、統合、蓄積できるCDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)「INTEGRAL-CORE」が、不動産会社である穴吹興産に導入されたと発表した。オンラインの会員データとオフラインの顧客データを統合し、顧客の「見える化」を目指す。


CDP「INTEGRAL-CORE」の導入イメージ
CDP「INTEGRAL-CORE」の導入イメージ

 INTEGRAL-COREは、オンラインの行動履歴、広告データ、オフラインの実店舗行動データなどを収集・統合し、顧客一人ひとりの姿を可視化するデータ基盤。セグメントではなく「個客」単位の管理ができ、リアルタイム高速処理が可能。BI、MA、LPOなどの外部ツールとの連携もできる。

 穴吹興産では今まで、ウェブ会員データと実店舗来場データを個別に管理していたとのこと。今回、ウェブ会員データや不動産販売サイトなどのオンラインと来場データや購買データといったオフラインのデータを統合することで、適切なコミュニケーションがはかれる第一歩になるとしている。

 今後は、MAやBIツールと連携し、営業現場への適切なリード、分析データの提供を行い、販売の効率化を目指すほか、グループ顧客の統合管理も見据えてツールの活用を検討しているという。

INTEGRAL-COREとは
INTEGRAL-COREとは

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