Donald Trump米大統領は米国時間12月13日、米国が中国との「第1段階」の貿易協定に合意し、15日に予定していた中国製品への新たな関税発動を見送ると発表した。この協定により、Appleの「iPhone」や「Mac Pro」など広く普及しているデバイスの一部は、中国からの輸入品約1600億ドル(約18兆円)相当に影響するとみられていた関税を免れる。
米通商代表部(USTR)によると、今回の協定は、「知的財産、技術移転、農業、金融サービス、通貨、外国為替の分野における中国の経済および貿易体制」の変化を求めているという。協定ではまた、中国からの輸入品約2500億ドル(約27兆円)相当への関税25%を維持する一方、約1200億ドル(約13兆円)相当への関税15%を7.5%に引き下げる。
Trump大統領は13日、2020年の米大統領選挙後まで待たずに「第2段階」の交渉をすぐに始めるとツイートした。
.....The Penalty Tariffs set for December 15th will not be charged because of the fact that we made the deal. We will begin negotiations on the Phase Two Deal immediately, rather than waiting until after the 2020 Election. This is an amazing deal for all. Thank you!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2019年12月13日
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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