FacebookのOculusがVRゲーム開発のBeat Gamesの買収を発表

Corinne Reichert (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 高森郁哉 (ガリレオ)2019年11月27日 11時52分

 Facebook傘下のOculusは米国時間11月26日、仮想現実(VR)ゲーム開発を手がけるBeat Gamesの買収を発表した。Beat GamesはOculus Studiosに加わるが、本拠地であるチェコのプラハで独立して運営される。Oculusによると、Beat Gamesは「Beat Saber」のコンテンツ配信とアップデートを継続するが、今後さらなるFacebookの支援を得るという。

Oculus
提供:Oculus

 Beat Saberは、Valveの「Steam」ストアで売り上げ上位のVRゲームであり、プレイヤーは楽曲のビートに合わせてブロックを切りつける。Facebookは、スタンドアロン型VRヘッドセット「Oculus Quest」をBeat Saberとともにリリースした。Oculus Questは6自由度(6DoF)のルームモーションに対応している。

 Oculusは、Beat Gamesを買収する狙いについて、Beat Gamesは「VR、ゲーム、音楽での確かな将来性のある協力なチーム」であるためだと述べた。Beat Gamesは引き続きBeat Saberに楽曲や機能を追加するとしており、12月に「360° Levels」モードを提供するという。

 FacebookのAR/VRコンテンツ担当ディレクターMike Verdu氏は、「Beat Saberでコミュニティーに愛されてきたものは、元のまま変わらない」と述べた。

 Verdu氏は、2社が「VRを新たな高みに押し上げる」と説明した。Facebookは、ポリシーに従って合法的に行われる限り、Beat SaberでMod(改造)が続くのを認めるようだ。

 Oculusが他のVRゲームスタジオの買収を計画しているかどうかという点については明らかにしていないが、Beat Gamesの買収は「始まりにすぎない」とOculusは述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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