より安価で優れた「iPhone」を探しているユーザーは、2020年初頭に所望の製品にめぐり合うかもしれない。TF Securitiesの著名アナリストであるMing-Chi Kuo氏の新しいレポートによると、Appleは2020年第1四半期に「iPhone SE」の後継機を発売する計画だという。
9to5Macが報じたKuo氏の最新レポートによると、その製品は「iPhone 8」に似ているが、「iPhone 11」シリーズと同じ「A13」プロセッサと3GBのRAMを搭載するという。「iOS 13」の最新機能は欲しいが大枚をはたいてアップグレードする気はない「iPhone 6」ユーザーをターゲットとしているようだ。
9月にリリースされたiOS 13は、「iPhone 6S」以降が対象だ。iPhone 8は現在、449ドル(日本では5万2800円)からの価格で販売されているが、「iPhone SE」に似たこの後継機種はさらに価格が抑えられる可能性がある。2016年に発売された初代iPhone SEは、当時の最高位機種だったiPhone 6Sと同じ内部仕様の多くを備えつつ、当初の価格は399ドル(日本では5万2800円)だった。
Kuo氏がレポートで指摘しているように、このiPhone SE後継機種は、拡張現実(AR)やゲームサブスクリプションサービス「Apple Arcade」など、iPhone 6では利用できないiOS 13の機能やサービスを求めるユーザーに、Appleが訴求するための手段となる可能性がある。
次期iPhone SEがiPhone 8と同じく4.7インチのディスプレイを搭載するかは不明だ。4インチの初代iPhone SEは、小型のiPhoneを求めるAppleユーザーの強い支持を集めた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス