YouTubeで公開する映像コンテンツであっても、音声の品質が低いと台無しだ。ただし、録音技術は奥深く、記録する音の種類や目的に応じて適切なマイクを用意しなければならない。
そこで今回は、さまざまな場面の録音で使えるコンパクトな多目的マイク「Q Mic」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Q Micは、サイズが90×60×45mm、重さが36gの小型マイク。三脚やスマートフォンに取り付けたり、カメラのアクセサリシューに装着したりできるほどコンパクトで、持ち歩きやすい。
最大の特徴は、録音目的に合わせて用意された3種類のモードを選ぶ仕組み。正面およそ120°の範囲の音を録音するための「Directional Mode」、360°全方向から来る音の録音に適した「Omni Mode」、流行しているASMR用の音声コンテンツ録音に合わせた「ASMR Mode」を、ダイヤルで簡単に切り替えられる。モードによって周波数特性も変わる。
3.5mmオーディオジャックがあるデバイスであれば、すぐに接続して録音できる。電源不要な点も使いやすい。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間9月27日まで。記事執筆時点(日本時間9月17日18時)でキャンペーン期間は9日残っているが、すでに目標金額1万ドル(約108万円)の16倍を上回る約16万1000ドル(約1741万円)の資金を集めている。
Q Micの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」