Appleが開発者向けに提供する「iOS 13」のベータ第3版の「FaceTime」には、ビデオ通話中にアイコンタクトを調整する機能が追加されていると、アプリ設計者のMike Rundle氏が述べている。「FaceTime Attention Correction」の設定を切り替えると、通話相手がうつった画面を見ている場合でもカメラをまっすぐに見つめているように見せることができるという。
Rundle氏は、ポッドキャスターのWill Sigmon氏とともにこの機能をテストしたようだ。この機能が利用できるのは、「iPhone XS」「iPhone XS Max」と、「おそらくは」それよりも低価格の「iPhone XR」だけだと、Sigmon氏は述べている。2017年モデルの「iPhone X」はこの機能をサポートしていないらしい。
FaceTimeでビデオ通話中に、相手の目線が常に少し下を向いていることが気になった経験がある人も多いだろう。それは、相手がカメラではなく、画面上の通話相手を見ているためだ。Appleがどのような技を使ってAttention Correction機能を実現しているのかは明らかでないが、なかなか素晴らしい機能のように思われる。
Appleにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
Guys - "FaceTime Attention Correction" in iOS 13 beta 3 is wild.
— Will Sigmon (@WSig) 2019年7月2日
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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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