報道によると、Facebookは計画中の仮想通貨ネットワーク上でノードを運用する料金として、企業各社に1000万ドル(約11億円)を請求する予定だという。
Facebookは2020年に独自の仮想通貨を発行する可能性があると、5月に報じられていた。
決済を支えるネットワークは、独立した団体によって管理されるという。The Informationの米国時間6月5日の報道(これを基にThe Blockも報じた)によると、Facebookは100台のノードを含むネットワークの立ち上げを目指しているという。
運用ライセンスの料金はノード1台あたり1000万ドルになる見通しだという。つまり、Facebookは10億ドルを得ることになる。
この報道によると、Facebookは団体への資金提供やネットワーク管理の支援に関して、すでに複数のテクノロジー企業や金融機関と連絡を取っているという。
Facebookは仮想通貨用の物理的なATMも開設したいと考えていると、The Informationは報じた。
5月の報道によると、Facebookは決済とブロックチェーン(ビットコインなどの仮想通貨を可能にする技術)に注力する企業をスイスに設立したという。
スイスのメディアHandelszeitungによると、Facebookの仮想通貨は米ドルに紐づけられるため、2017年に暴落が始まったビットコインと異なり、安定性を保てる可能性があるという。
Facebookはコメントを控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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