プレミアム感を打ち出した「ZenFone 3」シリーズ
5.2型IPS液晶を搭載するZenFone 3は、MVNO向けのSIMフリースマートフォンとして人気の高いZenFoneシリーズの最新モデル。同シリーズではこれまで、適度に手に馴染むラウンド形状の背面中央に、電源&音量キーを配置するデザインを採用してきたが、ZenFone 3ではこれを一新した。
電源&音量キーをサイドに移す一方で、フラットになった背面には新たに指紋センサを搭載。時計やジュエリーを意識したという、光沢感のある外装を採用するほか、機能面でも0.03秒高速AF、光学式手ブレ補正搭載の1600万画素カメラや、ハイレゾ再生もサポートするなど、プレミアム感を前面に打ち出した製品となっている。価格は3万9800円で10月7日発売開始予定だ。
「ZenFone 3」シリーズの製品説明を担当した、ASUSモバイルマーケティング担当のエリック・ハーマンソン氏。高級感にこだわったデザインをアピールした
両面に2.5Dの曲面Corning Gorilla Glassを採用し、Zenシリーズの象徴である同心円がガラスに映える
5.5型モデルはCPUにSnapdragon 625、4Gバイトのメモリと64Gバイトのストレージを搭載
背面がラウンド形状となっているなど、これまでの「ZenFone」シリーズを踏襲したデザインになっている。サイズは5.5型モデルが約高さ151.4mm×幅76.7×厚さ7.8mm、重さ約160g。5.7型モデルが約高さ156.4mm×幅77.4×厚さ7.5mm、重さ約172g。カラーはそれぞれシルバー、ゴールドの2色
5.7型モデルにはハイレゾ対応のイヤホン「ZenEar」が付属。購入後すぐにハイレゾ音源が楽しめる
ZenFone 3シリーズは、auを含むマルチキャリアに対応し、VoLTEも利用可能。3G+4GのデュアルSIM、デュアルスタンバイにも対応している。au VoLTE対応でかつデュアルSIM、マルチキャリアのデュアルスタンバイに対応したSIMフリースマートフォンは、これが初とのこと。対応バンドは機種ごとに異なり、キャリアアグリゲーションにも対応する
「ZenFone 3」「ZenFone 3 Deluxe」はいずれも、家電量販店ほかMVNOを通じても販売される。同日複数のMVNOがプレスリリースを配信した