Project Shieldは、「Google Cloud Platform」でホスティングされたリバースプロキシを利用しており、各ウェブサイトはトラフィックをGoogleのインフラに導くことができる。そこで悪意のあるトラフィックを排除し、サーバ上にコンテンツをキャッシュしてからトラフィックを「取り込む」。
Googleは、オンラインニュースパブリッシャー、人権団体のウェブサイト、選挙監視団体のウェブサイトからの申請を受け付ける。さらに、申請された内容を手作業で精査して、スパムやマーケティングコンテンツを含むサイトを除外する。
Googleは、保護対象のウェブサイトには広告を配信しないと述べており、このサービスを利用してもウェブサイトの広告ターゲティング機能や広告データ解析には影響がないとしている。
加えて、実際にSSLを有効にしている世界の数少ないニュースサイトのため、Project Shieldはこのセキュリティ機能に対応している。
だが、このサービスは運用上の理由から、ウェブサイトのトラフィックメタデータとウェブトラフィックログを収集する。ただしGoogleは、Project Shieldでは検索結果を改善するためにデータを収集するのではないと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境