Oracle=巨大ニシキヘビ
囲い込みで顧客を飲み込み、ソフトウェア監査で押しつぶす
OracleとLarry Ellison氏について考えるとき、両者の性質を表現できる言葉は「は虫類」以外にないだろう。巨大ニシキヘビほど人に恐れられ、畏怖の念を抱かせるは虫類は、地球上にほとんどいない。
だが、ミッションクリティカルワークロード用に、実績ある最高峰の大容量エンタープライズデータベース管理システム(DBMS)が必要なら、よい選択肢は限られてくる。
IBMは「DB2」、SAPは「HANA」、Microsoftは「SQL Server」を提供している。それぞれに利点があるが、いざとなれば、高額のライセンス料と強引な売り込みをよそに、多くの大規模組織がOracleに戻ってくる。自社環境でOracle製品を長く使うほど、OracleはIT環境に強力にまとわりついてきて、離れなくなる。
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