サイトの開発と運営は、非営利法人(NPO)である愛媛県IT推進協会が立ち上げた「えひめICT利活用推進コンソーシアム」が中核となり、同コンソーシアムのメンバーでもあるマイスターがアプリを開発。エス・ピー・シーがコンテンツを作成する。
日本マイクロソフトが提供するIaaS/PaaS「Microsoft Azure」とSaaS型の顧客情報管理システム(CRM)「Dynamics CRM Online」、「Bing Map」を活用。スマートフォンからの投稿情報の受け入れや写真や動画を管理するストレージサービス、サイト認証やソーシャルサービス連携、地図サービス連携などを行うほか、スマートフォンやPCから投稿情報を管理分析し、観光情報を提供する。
会見に出席した愛媛県在住のプロサイクリストの門田基志氏は「日本マイクロソフトと提携することで愛媛県や瀬戸内しまなみ海道が盛り上がることを期待している」と述べた。
日本マイクロソフトでは愛媛県へのICT支援として、地域活性化協働プロクラムを提供。障碍者やサポーターを対象にICTスキル習得を図るセミナー、講座を開催する「障碍者向け支援プログラム」、NPOを対象にICT利活用方法の習得するためのセミナー、講座を展開し、県内のNPO活動を強化する「NPO基盤強化プログラム」、中小企業などの技術者を対象にクラウドサービスやアプリケーション開発のセミナー、講座を開催し、高度なICT技術者の育成を目指す「高度人材育成プログラム」を2015年3月31日まで提供する。
「障碍者向け支援プログラムでは、ICTスキルを習得した障碍者が、愛媛マルゴト自転車道サービスサイトの運用、保守に携わる環境を作ることで、雇用を創出し、県内の活性化につなげる好循環を生みたい」(樋口氏)
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