予想される発表内容:Amazonのハードウェア戦略は、革新的なテクノロジよりも、素晴らしい価値を提供することに重きが置かれている。したがって、新しいKindle FireタブレットとKindle電子書籍リーダーが2012年モデルより優れたテクノロジアップグレードになることは間違いないが、価格が真のニュースになると思われる。例えば、32Gバイトの「Kindle Fire HD」の価格が199ドルだったとしても驚いてはいけない。ほかに発表される可能性のある製品としては、Amazon動画のストリーミングボックス(「Roku」や「Apple TV」のようなもの)や、可能性は低いが、以前よりうわさされているスマートフォンなどが挙げられる。
発表時期:8月下旬か9月上旬(見込み)
最近のMicrosoftは、全社規模の組織再編や「Surface RT」の9億ドルの評価減、そして、世間に知れ渡った次期「Xbox One」ゲーム機のDRMポリシーの完全な方向転換などで、厳しい時期を迎えている。しかし、距離を置いて客観的に見ると、将来を楽観視できる要素もいくつかあるかもしれない。
予想される発表内容:Microsoftは秋の刷新に向けて、既に2つの重要製品の準備を進めている。Xbox Oneは11月に499ドルで発売される予定で、「Windows 8.1」は9月か10月にリリースされる見込みだ。
Microsoftは「Surface 2」をWindows 8.1普及の呼び水にすることができるだろうか。同社は間違いなく初代Surfaceでいくつかの苦い教訓を学んだはずだ。いくつかの適切な修正と「Haswell」アップグレードによって、同製品は完全な成功ではないにせよ、有力なタブレット/PC製品にはなれるかもしれない。
一方、「Windows Phone」はまだ非主流派の製品だが、市場シェアは拡大している。Nokiaなどの堅実な製品(「Lumia 925」「Lumia 1020」)のおかげで、MicrosoftのモバイルOSはBlackBerryなどより有利な立場にいるように思える。しかし、Microsoftが独自の携帯電話や、もしかすると腕時計(正確に言うと、別の腕時計)を発表するかどうかは、まだうわさの域を出ていない。
発表時期:Xbox Oneは11月にリリース(確定)。Windows 8.1は第3四半期後半か第4四半期前半に提供される見通しだ。また、Surface 2が発売されるのであれば、9月か10月に発表されるだろう。
Appleが最後に行った大規模な製品発表は、2012年10月の「iPad mini」だ。2013年の現在まで、同社に大きな動きはなく、iSightカメラ非搭載の「iPod touch」、T-Mobile版iPhone、「MacBook Air」のアップグレードが発売されたくらいだ。
予想される発表内容:Appleは「iOS 7」と「Mac OS X Mavericks」を既に披露している。また、長く待たれてきた「Mac Pro」のアップデートのプレビューも公開した。それらはすべて、2013年第3四半期に、無料のストリーミングオーディオサービス「iTunes Radio」とともにリリースされる予定だ。
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