投資家が我を忘れたかのように取り引きしているテクノロジ大手AppleとGoogleの株のことは、しばし忘れよう。両社は順調かもしれないが、だからといって、ほかのテクノロジ企業もそうだというわけではない。
Citigroupの半導体アナリストGlen Yeung氏は、米国時間9月7日に放送されたCNBCのインタビューで、第3四半期について熱狂に冷水を浴びせるような見通しを示した。
「8月の1カ月間を通してサプライチェーンを調査してきたが、実にどこを見てもPCの数字が悪い。最終的に、この四半期はPC史上最悪の第3四半期を迎えることになりそうで、見通しはどう見てもかなり悲惨だ」。
「通常、アップグレードの時期が来るとPCの需要は喚起される。MicrosoftがPC以外の製品まで含めてOSを変更するのはこれが初めてであることを指摘したい。今回はタブレットもスマートフォンも対象となっている」(Yeung氏)
折しも、Intelは「厳しいマクロ経済環境において、期待したほど需要が伸びなかった結果として」、第3四半期の販売見通しを下方修正した。Yeung氏の悲観的な予測をもたらした要因がもう1つある。「Windows 8」を搭載した製品が第4四半期に大挙して登場すると見られており、PCを買おうと考えている多くの人たちが、新しい製品の発売を待って購入を手控えているという点だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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