ウェブサイトにFacebook連携機能を導入する際に考慮すべきポイント
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使いやすさ:Facebookはユーザー体験に関する問題に対処するためにさまざまな手段をとっているが、依然として使いやすさに関しては問題もあり、例えば友達との間でお知らせが共有される方法など、特に予告なく機能が更新されたり変更されることがある。別の例として、ユーザープロフィールの新機能であるタイムラインは、多くのユーザーにとって苦痛の原因で、慣れが必要なものになっている。
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セキュリティ:どんなインターネット技術にも言えることだが、Facebookにもセキュリティの問題があり、特にユーザープロフィールの情報にユーザーの同意なしにアクセスできるサードパーティーアプリケーションが大きな問題となっている。また、依然としてユーザーがプライバシー設定に関してトラブルを抱えていることや、Facebookが一部のプライバシー設定を予告なくリセットしてしまうという問題も報告されている。また、Facebook上に悪徳商法やウイルス、ハッキング、詐欺などが満ちていることはご存じの通りだ。
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標的市場:自分の会社の顧客はFacebookを使っているだろうか?また、顧客がFacebookを使う頻度についても調べる必要がある。定期的に使っているのか、数時間おきか、数日おきか、数週間おきか、数カ月おきか。その答えによっては、手間をかけるだけの価値はないかもしれない。
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リソース:自分の組織には、ソーシャルメディア支店のコンテンツを作成して維持するだけのリソースがあるだろうか?ソーシャルメディアへの露出を始めるにはそれなりのコストが必要で、そのコストは主に時間と人材であり、一定の水準の手間も必要になる。Facebookを最新の状態に保つには、組織のウェブページの保守に必要な手間と同様の手間がかかる。Facebookのページを自動的に更新してくれる統合ツールも存在するが、それらを使うにはインストールし、設定し、保守する必要がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。