デザインはいいんだけど使い勝手がイマイチだなー、なREVO。昔流行した機能を再搭載したものの、その機能がいまや使われていないってことはイマイチの機能だったってことでもある。それらを組み合わせて新しい製品作りにチャレンジしたあたりは評価してあげたいが、せっかく本体のデザインがいいだけに使い勝手のあたりはもっと頑張って欲しかったところ。
ただ、機能はたいしたことがないものの、最近のケータイのトレンドを一生懸命追いかけようとしている努力があちこちに見られる。たとえばエンターテイメントを開くとゲームだけじゃなく電子ブックやらオンライン天気予報やら携帯の利用残高が見られるアプリが入っている。中国のソーシャルサービスに対応したアプリもプリインストール済みだ。
でもそれらのサービスって、もう中国でもスマートフォンを使ったほうが簡単な時代になっている。トンデモケータイでも最近はスマートフォンが少しずつでてきていて、フツーのケータイにいくら機能を搭載したところで見向きもされなくなりつつあるのが事実。つまり中国でもトレンドはトンデモケータイからトンデモスマホに移りつつあるのである。
とはいえわずか数千円で手軽に買えるトンデモケータイの魅力は健在。今回紹介したREVOのように、デザインの差別化だけでも面白いケータイを作ることは可能なのだ。トンデモメーカーたちにはこれからも売れるための努力をしてもらって、楽しい製品を続々と世の中に送り出してもらいたいもの。たとえ使いにくくてもいいから、世界中をあっと言わせるような製品が出てくることを期待したい。
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