人々からの期待をうまく管理するというのは、とても難しいことである。まず、あなたが切迫した状況下で仕事をしているという点を理解してもらう必要がある。しかしそれと同時に、自身が燃え尽き症候群に陥らないように、かつ部下を働かせ過ぎないようにする必要もある。空手形を切ったり、約束を守れなかったりしたがゆえに周囲に過度の期待を抱かせる結果になった場合、疲労困憊するレベルにまでストレスがたまるうえ、仕事を増やしたかどで部下から恨まれることにもなるだろう。
筆者にも、仕事を片付けるために徹夜するという時期があった。しかし今では、どうしてもという稀な状況を除き、徹夜を避けるように心がけている。徹夜すると翌日以降の仕事に影響が出るという点は別にして、徹夜が当然という状況にあっても、徹夜しないのが本来の姿だと心の底で思えるようになったのである。徹夜続きという状況は、何かが大きく間違っているという証に他ならない。つまり、組織のスケジュール自体に問題があるのか、あなたが仕事を抱えすぎているかのいずれかというわけだ。このため、燃え尽き症候群に陥る前に何とかしなければならない。もちろん、徹夜が必要となる状況も時にはあるだろう--それでも、徹夜が常態化することのないようにしてほしい。
上記の項目のなかで思い当たるものがあっただろうか?またこれら以外に、限界に近い状況までストレスを高めるような行動をしてはいないだろうか?
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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