ソフトバンクテクなど、ファイル転送サービスを無償で--節電対策を支援

富永恭子 (ロビンソン)2011年07月01日 19時39分

 ソフトバンク・テクノロジー(SBT)とトライポッドワークス(TPW)は7月1日、夏季の電力供給不足による企業の節電対策を支援する「節電支援プログラム」として、ファイル転送サービス「ビジネスファイル便 Share IT ! Fits」を同日から無償提供することを発表した。

 ビジネスファイル便 Share IT ! Fitsは、セキュリティ対策を施すことで、ビジネスシーンでやり取りされる大容量のデータをネット経由で安全に共有する仕組みを実現したというクラウドサービス。自宅にいてもオフィスや取引先と安全に情報の受け渡しができるとしている。

 今回の節電支援プログラムでは、ビジネスファイル便を1社につき最大50IDまで無償で提供する。ログインID名は、SBT側で指定されたものを使用する。ディスク容量は1IDあたり100Mバイトの固定割り当てとなる。サービスの申し込み期間は8月31日まで、提供期間は9月30日まで。申し込み日から3営業日以内で利用可能。問い合わせフォームから申し込みができる。フォームの問い合わせ内容の欄に「件名:節電支援プログラムID発行申請」と希望IDの数を記入する必要がある。

 有償版サービスで設定可能な、詳細ログの確認、ユーザーの追加やディスク容量の割り当て、パスワードポリシーの設定、システムの設定(自動削除期間の設定など)などの管理者機能は今回の無償版では利用できない。

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