その姿は蝶?カタチが気になるトンデモケータイ--中国トンデモケータイ図鑑 - (page 4)

ネタがないので光ります

 ギミックと女性がターゲット、それ以外に特徴がおそらくないだろうV1、若干ネガティブな気分になりながらの電源を入れてみることにしよう。Dual SIMカード対応はこのクラスの製品なら当たり前のことだし、電源投入後のメニュー画面もごくごく一般的なものだ。せめて待ち受け画面を蝶の図柄にするとかそれくらいの工夫はできなかったのだろうか?

 通り一遍メニューをいじってもこれといってたいした機能がないので一旦電源を切ってみると、おや!ディスプレイと数字キーの間のシルバーのモールド部分が点滅するじゃないですか。電源入れるときは気がつかなかったのだが、どうやらここの部分は内部にLEDライトが埋め込まれており、電源ON/OFF時や着信時に点灯するようなのだ。

 メニューの中を探してみると「Color led set」という設定項目があり、ここでLEDの点灯パターンを8種類から選べるようになっている。カラーパターンは赤、白、青、黄だろうか。それらを組み合わせて複合的な色も表示されるようだ。また背面側からもライトは見えるため本体をひっくり返しておいても光ってくれる。

 ということでギミック+デザインに「困ったときの光モノ」、LEDライト機能を加えたのがV1の特徴になるのかな。ちなみにメニューから他の機能を探してみたけれどこれといってすごいものは一切無かった。きっと折れ曲がるギミックを製品化することに熱中してしまい、そこから先の付加価値までは考える余裕がなかったんだろうなー。

Dual SIMカード対応は他機種でもおなじみDual SIMカード対応は他機種でもおなじみ(※画像をクリックすると拡大します)
これといって特徴のないメニュー
これといって特徴のないメニュー(※画像をクリックすると拡大します)
シルバーのモールド部分が光る!シルバーのモールド部分が光る!(※画像をクリックすると拡大します)
背面からも光る!背面からも光る!(※画像をクリックすると拡大します)
そして側面からはダブルで光が見えるそして側面からはダブルで光が見える(※画像をクリックすると拡大します)

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