ナポリ第2大学のMario De Stefano氏、Antonia Auletta氏、Carla Langella氏は、ケイ藻と呼ばれる微小な藻類を研究している。この研究者たちの考えでは、人間は新しいエネルギー源を求めるにあたって自然にならうことができ、生物学に基づき微小な細胞状の太陽光発電パネルを開発する新しい方法を探るべきだという。
このイラストレーションで手前にあるのは、電子顕微鏡で走査した画像で、青い扇形をしたLicmophora flabellataという種のケイ藻の群体が、「柄」と呼ばれるゼラチン状の錨で砂粒にはりついている様子を示している。奥にあるのは、自然にヒントを得た架空の太陽光発電ユニットだ。いつの日かこれを使ってエネルギーを得るようになるかもしれない。
提供:Mario De Stefano, Antonia Auletta, and Carla Langella, The 2nd University of Naples