カリフォルニア大学アーバイン校のRichard Palais氏とLuc Benard氏は、「Kuen's Surface: A Meditation on Euclid, Lobachevsky, and Quantum Fields」と題されたこの作品で、イラストレーション部門の最優秀賞を同位受賞した。
この作品は、「1本の直線と、その上にない1つの点を描いたとき、その点を通り、元の直線と平行な直線を1本だけ引くことができる」というEuclidの主張を受けた、数世紀にわたる数学ドラマを表現しようとしている。Euclidの考えは理にかなったもののように思えるかもしれないが、数学者たちは、この理論をEuclidの他の数学公式に基づいて証明しようと、驚くほどの時間をかけた。
Euclidの理論がEuclid自身の原理を用いて証明できないことを示したのは、19世紀のロシアの数学者Nikolai Lobachevskyだった。
提供:Richard Palais and Luc Benard, University of California at Irvine