信頼度の高いモバイルバンキングだが、PCとの使い分けは果たしてどうなっているのだろうか。3つの項目についてPCとモバイルのどちらが勝っているかを尋ねたところ、取引金額、操作性、そして利用頻度のすべてにおいて「PC」と回答したユーザーが多い結果となった。
特に操作性に関しては、「PC」と回答したユーザーが73.8%、「モバイル」が8.7%と、両者の差は65.1ポイントも開く結果となった。
Q3では、Q2で質問した3つの項目以外に使い分けている項目があるかどうかを自由回答形式で尋ねた。その結果、「外出先かどうか」という回答が最も多く、次いで、「目的・取引内容」「緊急度・スピード」に関する回答が多く見受けられた。
代表的な回答は以下の通り。
「外出先かどうか」回答者数111人
「目的・取引内容」回答者数44人
「緊急度・スピード」回答者数33人
今回の調査では、ユーザーのモバイルバンキングへの信頼度は高いものの利用状況ではPCによるインターネットバンキングの補助的役割が強いことが明らかとなった。現状のところ、インターネットバンキングはPC経由がメインであると考えられるが、今後、スマートフォンなどの高機能携帯が普及することで、モバイルバンキングの普及やユーザーの利用実態が大きく変化していくのではないだろうか。
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本調査はインターネットリサーチを使ったものです。あくまでも指標や参考データとしてご活用下さい。業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、 リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。
調査対象:20歳〜59歳までの男女500人
調査期間:2009年5月26日〜2009年5月27日
調査方法:インターネットリサーチ
調査機関:メディアインタラクティブ
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