ミクシィが2月5日の決算発表以降、売り先行となっている。2月9日には2008年10月以来となる45万円台まで下落。2009年3月期第3四半期決算は想定通りの内容だったはずだが、株式市場では失望感が先行する展開となっている。
ミクシィは2月5日、第3四半期決算と合わせて単体業績計画の利益面を小幅増額修正。また、中国子会社の立ち上がりにともなって連結業績計画を新たに作成、開示した。第3四半期の単体売上高は89億1300万円、経常利益は29億6000万円。通期計画の経常利益は従来予想38億円から40億円(前期比6%増)へ増額修正している。
コスト削減が進んで利益率が改善しているが、有料コンテンツ事業の立ち上がりが遅れているほか、景気減速の影響で広告売上高の鈍化も懸念される状況にある。不況抵抗力の高い有力ネットメディアとみられていただけに、一部では業績成長鈍化を失望する向きもあったようだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境