A100は、単3形乾電池対応モデルで世界最薄21.7mmのコンパクトボディとなる入門向けのデジタルカメラだ。有効画素数1000万画素、最高感度はISO1600で、顔検出機能「顔キレイナビ」を搭載した。
このほかにもスポーツ撮影をサポートする「スポーツモード」などを含む14種類のシーンモードを持ち、撮影が難しい状況でも気軽に高画質撮影ができるという。価格はオープンで1万7000円前後。
デジタルフォトフレームDP-70SHは、シャープが大型液晶テレビに搭載しているASV液晶ディスプレイを採用しており、広い視野角と高いコントラストを特徴としている。
ASV液晶ディスプレイの搭載はデジタルフォトフレームとしては初めてで、視野角は上下・左右で176度まで。上下・左右どこから見ても、きめ細やかで鮮やかな美しいデジタル写真を楽しめるという。価格はオープンで2万円前後。
富士フイルム 電子映像事業部 営業部長 三ツ木秀之氏は「いままでは失敗シーンをなくす、減らすを重視していた。FinePix F200EXRはどんなシーンでも高画質で撮影できる初めてのカメラ。目で見たままをそのままにシーンに最適な画質を再現できる」と自信を見せる。
2009年のFine Pixが目指す方向性は、(1)独自の技術に基づいた差別化機能搭載のカメラ開発、(2)開発、生産、販売を通じたトータルコストダウンの推進、(3)サプライチェンマネジメントの改善の3つ。
「市場も成熟し、コモディティ化によって表面的なスペックは限界。不況の中でも独自の技術に基づき、他社と差別化できる機能のカメラを開発すること、コストを安く品質と性能もよく整ったカメラをつくること、お客様の満足度を高めていき、お客様によろこばれるものを出し続けること」と話した。
これまでよりもラインアップをしぼり、独自の機能と価格を武器に競争力を高めていきたい考えだ。
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