富士フイルムは1月24日、ロングズームデジタルカメラ「FinePix S100FS」および「FinePix S8100fd」を2月下旬より発売すると発表した。
FinePix S100FSは、FinePix誕生10周年の記念モデルとして発売されるもので、35mmフィルム換算で28〜400mm相当の光学14.3倍ズームレンズを搭載したロングズームデジタルカメラだ。
有効画素数1110万画素の新開発「スーパーCCDハニカムVIIIHR」と「リアルフォトエンジンIII」で構成された「リアルフォトテクノロジー」により、従来比約4倍のワイドダイナミックレンジを実現。最高感度はISO10000で、高感度撮影時においても高解像度かつ低ノイズを両立しクリアな画像を得ることができる。
また、リバーサルフィルムのような色再現が行える4種類の「フィルムシミュレーションモード」、「AEブラケティング」「ダイナミックレンジ」「フィルムシミュレーション」の各モードで使えるマルチブラケティング機能なども搭載している。
FinePix S8100fdは、35mmフィルム換算で27〜486mm相当の超ワイドレンジをカバーする、光学18倍ズームレンズを備えた有効画素数1000万画素のロングズームデジタルカメラだ。
新機能として、一度シャッターを押すだけで撮影した画像を「等倍」「1.4倍」「2倍」の3段階で記録する「ズームアップ3枚撮り」、液晶モニタに2段階のガイドフレームを表示し望遠時でも被写体を追いやすくする「ねらい撮りズーム」を搭載。秒間約13.5コマで最大33コマまで撮影できる連写機能、高速連写で撮影した画像を秒間約10コマで表示する高速再生機能も備えている。
希望小売価格はオープンだが、店頭想定売価はFinePix S100FSが10万円前後、FinePix S8100fdは5万円前後となる見込み。発売日はいずれも2月下旬を予定している。
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