ウェブアプリケーション乱立状態を勝ち進むためのマーケティング戦略 - (page 3)

文: Emre Sokullu 翻訳校正:吉井美有2007年04月10日 08時00分

「RUN」リスト

 このカテゴリーに分類されるサイトは最も少なく、数十程度かも知れない。これらのサイトの成功はWeb 2.0のメディアに依存しているため、そこに掲載されることだけに集中するべきだ。実際、リストのほとんどは「WAIT」リストと変わらない。ただ、彼らの狙う市場がWeb 2.0そのものであることを除けば、だ。BuzzShoutGo2Web2がその良い例だ。Web 2.0のオーディエンスはこのようなサービスに関心を持っており、これらのサイトが露出するうえでこれ以上よい場所はない。ブログウィジェットも「RUN」リストのカテゴリーといえるだろう。

結論

 新しいウェブアプリケーションやサイトをマーケティングするには、3つの基本的な戦略が存在する。

  1. 「WAIT」リストのサイトは、自分の狙う市場を見つけ、そこでユーザー基盤を大きくしてから、Web 2.0に精通した潜在的ユーザー層の前で力を示し、またVCに商品力を訴えるべきである。
  2. 検索エンジンやブラウザアドオンなどの「WALK」リストのサイトは、難しいことだが、すぐにdiggのトップページやRead/WriteWeb(編集者注:できれば両方!)の記事を狙ってもよい。
  3. 「RUN」リストのサイトは、Web 2.0サイトの注目を得るためにできることをすべて行うこと!

 あなたはどう思うだろう。この考え方に賛成だろうか、それともほかの戦略を提案するだろうか。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]