企業向けデータ通信サービスなどを手がけるNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、5月31日15時20分から同社の提供するデータ通信サービスなどが停止していたことを発表した。
障害が発生したのは、1)東京を中心とする関東一円の企業向けデータ通信サービス(約2万回線)、2)全国のIP電話サービス(約34万番号)、3)東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、新潟、長野、栃木、山梨、静岡のOCNサービス(15万回線)、4)全国約1000拠点に展開するHOTSPOTサービス。e-VLANサービスはカテゴリー1東京向け回線とギガイーサプラットフォームが全断するなどの不通が続いた。
原因は大手町データセンターの電源装置故障で、同社は電源故障時に自動的に切り替わるバックアップ装置にも問題があったため大規模かつ長時間のサービス停止に至ったとしている。5月31日の20時すぎからサービスは順次回復している。
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