UPDATE Appleは米国時間10月18日、「iPad」「iPhone」「Mac」の販売が好調だったことを受け、同社史上最高の四半期決算を発表した。
9月25日締めである同社会計年度第4四半期決算は、売上高が203億4000万ドル、利益が43億1000万ドル(1株あたり利益で4.64ドル)だった。売上高は前年同期比67%増となった。投資家らの予測は、売上高が178億7000万〜198億6000ドル、1株あたり利益が3.43〜4.41ドルであった。
各事業分野ごとの販売台数は次の通りである。第4四半期のMacの販売台数は前年同期比27%増の389万台、iPhoneは91%増の1410万台、「iPod」は11%増の905万台で、iPadは販売開始後2期目となる同四半期に419万台を売り上げた。
iPadの販売台数は、前四半期(約300万台)としか比較することができないが、多くのアナリストらによる予測であった470万台よりは少なかった。それが供給側の問題(Appleは数カ月間、生産が追いついていなかった)であったのか、需要不足によるものなのかは明らかではない。
同社最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏は、自社の業績を、北米において現在、スマートフォン市場第1位の座に君臨する企業と比較し、「1410万台というiPhone販売台数は、前年同期比91%増で、RIMが直近の四半期で売り上げた1210万台という電話台数をはるかに上回った」と声明で述べた。「われわれは、2010年のうちにまだいくつか驚きを提供するつもりだ」(Jobs氏)
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