「iPad」のバッテリが機能しなくなった場合、Appleはユーザーに新しいiPadを提供する予定だ。しかし、これにはお金がかかる。
「iPhone」と同様に、発売間近のAppleのiPadに搭載される充電式リチウムポリマーバッテリも、ユーザーによる交換は不可能だ。つまり、ユーザーは本体をAppleに送って、バッテリを交換してもらう必要がある。そして、「iPad Battery Replacement Service」の下で、ユーザーは新しいバッテリが搭載された、新しいiPadを受け取ることになる。
だが、このサービスは安くはない。1台につき、99ドルと送料6.95ドルの計105.95ドルが必要になる。さらに、サービス料金に、地方税の支払いが発生する可能性もある。
iPad自体の販売価格は、最も安いのがWi-Fiのみに対応する16Gバイトメモリ搭載モデルの499ドルで、最も高いのがWi-Fiと3Gに対応する64Gバイトメモリ搭載モデルの829ドルだ。
Appleは、通常使用を通してバッテリが充電できなくなった場合に限り、iPadの交換に応じる。従って、熱いコーヒーをiPadにこぼしたり、誤ってiPadを窓から落としてしまったりしてバッテリが故障したときは、あきらめるしかない。
そして、交換用iPadにユーザーの個人的なデータは全く移行されないことに注意しよう。ユーザーは連絡先やカレンダー、電子メールアカウントなどの情報の最新のバックアップを取っておく必要がある。これも、iPadを「iTunes」と定期的に同期することが推奨される理由の1つだ。
iPadを交換したい場合、ユーザーはApple Tech Supportに連絡するか、地元のApple Storeまたは認定サービスセンターに行かなければならない。Appleによると、サービスはユーザーが古いiPadを持ち込んでから約1週間以内に完了するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」