最終更新時刻:2008年5月12日(月) 16時50分

apple center

販売店ではMacをどう見ているか?--ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店マネージャに聞く

坂本純子(編集部)

2008/05/02 17:19  

 第2四半期の決算で、Mac出荷台数が前年同期比で51%増加し、230万台となったと発表したアップル。2007年にマイナス成長となった日本のPC市場で、前年比で2桁のプラス成長を遂げた数少ない企業のひとつだ。アップル自身は、製品別の販売台数などは正式には明らかにしていないが、BCNによればiMacでアップルのシェアが倍増したと報じられており、順調にシェアを伸ばしているのが伺える。

 実際の販売の現場ではMacをどう見ているのだろうか。ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店、アップルコーナーを担当するマネージャ 家電製品アドバイザーの高橋克仁氏に話をきいた。

なぜMacが選ばれるのか

ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店、マネージャ 家電製品アドバイザーの高橋克仁氏 ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店、マネージャ 家電製品アドバイザーの高橋克仁氏

──アップルは、大きなところでは2007年8月にiMac、10月にMac OS X Leopard、さらに2008年1月にMacBook Airと製品を出していますが、客層や販売状況などの変化はどうでしょうか。

 以前のユーザー層は従来のMacのユーザーが多かったのですが、BootCampでWindowsが載せられるという話しが出たあたりから層が変わってきました。PC市場としては、デスクトップよりもノートが伸びている状況で、Macに関しては数字を見ますとiMacも伸びてはいますがMacBookのほうが多いです。Windowsが使えるいう話しがでて1カ月〜2カ月ぐらいしてから伸び始めて、今でも伸びています。

──どんなMacが売れているのでしょうか。また売り上げ状況は?

2008年2月に発売のMacBook 15万4800円(MB403J/A)がもっとも売れ筋という 2008年2月に発売のMacBook 15万4800円(MB403J/A)がもっとも売れ筋という

 MacBook 15万4800円(MB403J/A)です。購入される方の4割ぐらいはMacBookですね。在庫も一番多く持っています。年齢は、25歳前後の方が多いです。MacBook Airは、MacBookが10台売れたとすれば、MacBook Airは2〜3台という感じでしょうか。ただ、2割以上はいっていますね。

 売り場の客層を見ると、20代前半から、40代ぐらいまで。年配の方はあまり来ないようです。高校生はiPod関連は来ますが、PCにはあまり来ない印象ですね。

 昨年Leopardが発売になりだいぶ経過しますが、まだ伸びている状況です。MacBook、iMacともに伸びていています。具体的な販売金額や台数などの数字は言えないのですが、100%以上はいっています。前年度のシェアとしては、Windowsよりも伸びています。市場としてそうですが、前年度よりも販売シェアがおちている中で、Macの割合が伸びているということです。

Windows機としてMacを選ぶ

──どういう理由でMacを選んでいるのでしょうか

店内でもBootCampデモを行っていた 店内でもBootCampデモを行っていた

 MacBookを買ってWindows機として使おうと買って行かれる方も結構いらっしゃいます。iMacは、見た目どおりWindowsよりも場所をとらないという点、デザイン性、そしてWindowsと違う点はソフトウェアですね。

 よく言われるのは、Windowsはソフトがたくさん入っていると。でも、突き詰めていくと、使えるソフトがない、とおっしゃるんです。Windowsには、家計簿やゲームだとか、全般的に入ってはいますが、果たしてどのぐらい使えるものが入っているのかと。そういった点で、Macを求めている方も多くいます。

──インテルMacでなかったら、今のような状況にはなっていなかった?

賑わうアップルコーナー 賑わうアップルコーナー

 そうですね。インテルMacになってから格段に変わってきました。かつてのPower PC時代は、それがどのぐらいのレベル(パワー)なのか。たとえば学校で使う場合にはどうなのか、ということがわかりにくかったんですね。それが、インテルのCPUになったことで、どなたにも、これはこの程度なんだなと。じゃあWindowsのあのパソコンよりもこれのほうがいいかなというように、迷わなくなったということですね。

 MacBookの一番下のモデルとWindows機の値段を比べてみますと、性能は完全にMacのほうが上なんです。スペックだけで見る方でしたら、中のソフトはあまり見ませんので、Macのほうが安いなと。

 いまMacを買う人は、Windowsを持っているという人が多い。雑誌などを見て「Macっていいよね」、と買おうとしたときに、昔のデータなどもありますから、やっぱりWindowsが動かないと、となる。Windowsはないとダメだというところじゃないでしょうか。

 ユーザーがWindowsも使えるという利点を理解し、求めています。まだまだMacは伸びますね。

BootCampパブリックベータ発表から現在までのMacの流れ ※クリックすると拡大画像が見られます

──Windows機としての使い方も多いということですが、どのぐらいでしょうか

 Windowsも一緒に買う人は、確率としては、MacBook購入者の6割。iMacでは半分いくかいかないかだと感じています。Mac Proはまずないですね。販売台数そのものが、Mac Proは少ないです。MacもWindowsも使えるのなら、と会社関係で買い替えをする方もいます。20万円ぐらいのiMacを購入すれば、2台買うところを1台で済んでしまうわけですから。

──それは驚く数字です

インストールサービスの効果は大きそうだ インストールサービスの効果は大きそうだ

 有料のWindowsのインストールサービスもやっていますので、ポイントでそのサービスを利用される方も多いです。即日インストールしてお渡しできます。個人的な感触としては、OSを買う人のうち、インストールサービスを利用する方は、家族で来られた場合は100%です。学生さんの場合もほぼ100%です。女性の方もほぼ100%ですね。全体としては、5人に1人ぐらい、あとは自分でやるという印象です。

Apple Center セレクション

MacBook Airが持ち物検査で問題に--運輸保安局が困惑する恐れのある機器ベスト5 MacBook Airが持ち物検査で問題に--運輸保安局が困惑する恐れのある機器ベスト5
米運輸保安局が最新の「MacBook Air」を所持する乗客を引き止めたということが発覚した。その客が持っていた機器がどんな種類の機器なのか分からなかったからだ。運輸保安局を困惑させる可能性のある機器ベスト5を紹介する。
「iPhone 2.0」のハッキング方法を発見--iPhone Dev Teamが発表 「iPhone 2.0」のハッキング方法を発見--iPhone Dev Teamが発表
「iPhone」のハッカーたちが、既に「iPhone 2.0」ソフトウェアのハッキング方法を発見したと主張している。
ラウンドアップ:アップル、iPhone SDKイベントを開催 ラウンドアップ:アップル、iPhone SDKイベントを開催
アップルは米国時間3月6日、「iPhoneソフトウェアのロードマップ」と題したイベントを同社クパチーノ本社で開催した。「iPhone」のソフトウェア開発キット(SDK)が公開されたほか、同社のプラットフォーム向けソフトウェアやサービスを開発する複数の新興企業を支援する「iFund」の設立が発表された。
The Beatlesの曲は「iTunes」では販売しない--マイケル・ジャクソン経営の会社、報道を否定 The Beatlesの曲は「iTunes」では販売しない--マイケル・ジャクソン経営の会社、報道を否定
The Beatlesの大部分の曲の権利を保有する会社が、The BeatlesとAppleが契約を結んだという報道に対し疑問を呈している。
アップルのS・ジョブズ氏、がん発病を9カ月間秘密に--フォーチュン誌で是非問われる アップルのS・ジョブズ氏、がん発病を9カ月間秘密に--フォーチュン誌で是非問われる
アップルのCEOであるS・ジョブズ氏は、自分ががんを患ったとわかってから9カ月間公表しなかった。企業には、重要な幹部の健康状態を株主に報告する義務があるのだろうか。
S・ジョブズCEO、iPhoneと引退後について語る--アップル株主総会 S・ジョブズCEO、iPhoneと引退後について語る--アップル株主総会
UPDATEアップルの最高経営責任者であるS・ジョブズ氏は米国時間3月4日、同社の年次株主総会で、「iPhone」に関する話題から同氏引退後のアップルに向けた同社の計画など、株主からの多岐にわたる質問に答えた。
MacBook Air
iPod touch
iPod
iPod nano
iPod Shuffle
iMac
MacBook
MacBook Pro
Apple TV
AirMac Extreme
iPod Hi-Fi
Mac mini
Mac Pro
Cinema HD Display
Software