Justin Stangel氏の経験により、「感電死するための方法トップ10」の順位が入れ替わるかもしれない。
「Late Show with David Letterman」のヘッドライターである同氏は先ごろ、自らが所有する「PowerBook G4」の電源アダプタでちょっとしたショッキングな経験をした。Stangel氏は先週マンハッタンで作業をしていたとき、PowerBookを起動すると何か焦げ臭い匂いがすることに気付き、アダプタ部分の近くでコードがほつれ、そこから煙や、ときおり火花が出ているのを見つけた。番組で笑いを取れると思った同氏は、煙や火花を再現するためにコードをいじるところをプロデューサーに録画させた。
その約1週間後、その映像はYouTubeで約4万回視聴された。これはさほど大きな数字ではないが、Appleの関心を引くには明らかに十分だった。Stangel氏は、Appleの顧客サービス部門から2回電話を受けた。1回は幹部から、もう1回はシニア技術者からそのときの状況について聞かれたという。だが、保証期間が過ぎていたため、同氏は79ドルを払って自腹で予備アダプタを購入しなくてはならなかった。Appleは、自社の顧客サービスチームがStangel氏に連絡を取ったことを正式に認めている。
Stangel氏は、アダプタコードを電源アダプタに付いているフックに巻くことが多く、そのままの状態で長時間放置しておくと、それが時間の経過に伴ってコードの摩耗につながる場合があるという。Appleのサポート資料には、アダプタ本体に「コードをしっかりと」巻かないようと忠告しているが、どこまでが「しっかり」かは人それぞれに異なる。電源コードを折り曲げないよう最大限の努力をし、家やオフィスを全焼させないよう、劣化や摩耗の有無は頻繁にチェックしよう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス