これまでのうわさに加えて、ある最新の報道は、Appleが「iPad」とともに新しい「Apple TV」セットトップボックスを発表する予定だと伝えている。
The Vergeが米国時間3月6日午後の記事で伝えたところによると、いずれのデバイスも7日午前のスペシャルイベントで披露される予定で、それには理由があるという。それは、どちらも同じチップを使用しているからだという。
The Vergeは匿名の情報筋を引用して、そのチップは「A6」ではなく、過去に噂された(そして写真を撮影された)「A5X」だと報じている。A6は、現在「iPad 2」と「iPhone 4S」で使用されているデュアルコアの「A5」の後継チップで、クアッドコアになると見られている。
それとは別に、ある情報筋が米CNETに語ったところによると、Appleはクアッドコアではなくデュアルコアのチップを採用する予定だという。
The Vergeの記事は、Appleの次期タブレットがiPad 2より大容量のRAMを搭載すること、多くの人がうわさしてきた解像度2048×1526ピクセルの「Retina Display」を備えていること、そして4G LTEをサポートしており、AppleがiPad 2の3Gモデルの場合と同様にそれぞれ異なる標準をサポートする別々のモデルを提供することにも言及している。
The VergeはApple TVセットトップボックスの新機能について、1080p(現行モデルの720pから機能強化)をサポートすると報じている。これは、iPhone 4SとiPad 2、そしておそらく次期iPadで動作する「AirPlay」ミラーリング機能と関連する動きだ。Appleが「iTunes Store」を通して1080pコンテンツを提供していないことを考えると、720pという制限はこれまで道理に適っていた。しかし、多くの人がうわさしている次期タブレットの高解像度、さらに「Mac」ユーザーがコンピュータのスクリーンをテレビセットに表示させる機能を提供する次期「Mountain Lion OS X」アップデートのことを考えると、解像度の向上はより重要になるだろう。
ここ数週間、Apple TV(多くの人がうわさし、やがて登場すると見られるAppleのテレビセットと混同してはいけない)の供給量が減少しており、MacRumorsの5日夜の記事は、米国にあるAppleの小売店の98%で1台も見つけることができないと報じている。小売店は2011年11月の時点で、同製品の値引きを開始していた。また、Amazonは同製品の掲載名を「2010年」モデルに変更している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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