どこが上座?--シチュエーションごとに位置を把握できるiPhoneアプリ「教えて、上座」

 「教えて、上座」は、さまざまなシチュエーションごとにどこが上座に相当するのかを紹介するアプリだ。応接室や会議室はもちろん、タクシーや円卓、エレベータの中といった場所における上座がどこに相当するのかを、わかりやすく図示して教えてくれる。

  • ホーム画面。11のシチュエーションそれぞれをタップすることで図解が表示される

 ビジネスマンの基礎知識として、応接室では入り口から遠い側が「上座」だと分かっていても、では奥と手前のどちらに目上の人を通すべきなのか、あるいは一人掛けの椅子とソファであればどちらが上座扱いになるのかといった、細かい知識はない場合もあるだろう。景観の違いによって上座の位置が変化するなど、条件に依存する場合もある。

 また、いちばん目上の人に座ってもらう席は分かっても、2番目、3番目の人はどの席に座ればよいのかと問われると、答えに詰まってしまうことも少なくないはずだ。こうした場合に本アプリを使えば、具体的なシチュエーションごとに、着座位置を把握できる。

 アプリには合計11のシチュエーションに対する上座が各1ページずつ収録されている。「応接室」「会議室」「タクシー」「自家用車」「飛行機」「エレベータ」「和室」「電車」「円卓」「集合写真」「エスカレータ」がそのすべてだ。アプリに動的な要素はまったくなく、体裁としては電子書籍に近い。もっとも、どこが上座なのかを急いで知りたいという場合には、すばやく検索できるこの形がベターだろう。

 ビジネスマンは覚えておかなくてはいけない知識は数多い。上座についてある程度は知識として知っていても、特殊なシチュエーションまですべて網羅して覚えておくのは至難の業だろう。本アプリをいつでも参照できるようにしておけば、いざという場合にマナーの欠如を指摘されることもなくなるはずだ。

  • 各シチュエーションごとにどこが上座に相当するのか図示されている。これは応接室の場合

  • これはタクシーの場合。下段のワンポイントも理解の助けになる

  • 一般的なビジネスマナー本ではあまり見かけないシチュエーションも収録されている。これは集合写真における上座の位置

>>教えて、上座のダウンロードはこちらから

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