Dropbox内ファイルのリネームや移動も--ファイルマネージャアプリ「DropFiler」

 「DropFiler」は、Dropboxに対応したファイルマネージャだ。純正のアプリでは不可能なさまざまなファイル操作に対応しており、ファイルのリネームや移動といった整理整頓に威力を発揮するほか、強力なソート機能を備えており、大量のファイルの中から目的のファイルをすばやく見つけ出す際にも重宝する。

  • 起動直後の画面。Dropbox内のフォルダが表示される。この画面だけではDropboxの純正アプリと大差ない

 「Dropbox」のiPhoneアプリでは、Dropbox領域内のファイルの一覧を見たり、個別にダウンロードすることはできるが、新規フォルダの作成やファイル名の変更、移動、複製などの作業は行えない。本アプリを用いれば、純正のDropboxアプリでは不可能な、こうした操作が行えるようになる。

 実際に行える作業は、前述の新規フォルダ作成やファイル名の変更、移動、複製のほか、新規のテキストファイル作成および編集なユーザー どが挙げられる。Dropbox内のファイルが整理整頓できずつねに散らかったままになっているユーザーは、本アプリを入れておけば、外出先でわずかな時間を使ってファイルの移動や名前の変更などができるようになり、分類がわかりやすくなるのはもちろん、容量の節約にもつながることだろう。

 また、ファイルの日付やサイズ、種類順による並び替え、インクリメンタルサーチなどにも対応しており、純正アプリに比べて圧倒的に検索しやすい。多数のファイルをDropboxで管理しているユーザーにとっては、これだけでも使う価値があると言える。

 音楽ファイルのストリーミング再生やリンクの取得、また複数枚の写真の一括アップロードなど、本アプリでは対応していない操作もあるため、決してDropboxの純正アプリを置き換える性質のアプリではないが、純正アプリにあってほしいと思う機能が多数搭載されており、一度使うと手放せなくなる。有料で購入する価値は、十分にあるといっていいだろう。まだバージョンも1.0.1ということで、これからますますの進化を期待させるアプリだ。

  • 下方向にドラッグすると、検索フォームのほか、テキストファイルおよびフォルダの新規作成ボタンが表示される。またファイル/フォルダを指定条件で並び替えるためのプルダウンも表示される

  • 検索フォームに単語を入れた状態で「テキスト」「フォルダ」と書かれたボタンを押すと、それぞれ新規テキストファイルもしくは新規フォルダが作成できる。慣れれば問題ないが、やや独特なインターフェースだ

  • 各ファイルやフォルダについて、名前の変更や複製、移動、コピー、削除といった操作が行える。複数ファイルを同時に扱えるので便利だ

  • リスト画面でファイルを左右にスワイプすることで、削除やファイル名変更が行える。これらの操作は設定画面から自由に割り当てることができる

  • フォルダに関するオプション画面。デフォルトの並び順の設定や、左右スワイプ時の挙動の割り当てなど、細かい設定が行える

  • テキストエディタ機能を搭載。Dropbox内にテキストファイルを新規作成し、メモを記入することができる

>>DropFilerのダウンロードはこちらから

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