Word・Excel・Powerpointに含まれる個人情報の匿名化に対応した「Insight Data Masking」Officeアドインをリリース

Microsoft Office製品上で顧客情報を匿名化、ISMS認証の新規格に対応するデータマスキングで安全なデータ保管・活用を支援

株式会社インサイトテクノロジー(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:森田俊哉、以下:インサイトテクノロジー)は、Microsoft Office製品に対応したデータマスキング製品「Insight Data Masking」のアドインの提供とサポートを2023年11月14日(火)から開始したことをお知らせします。



背景


ISMS認証の新規格である ISO/IEC27001:2022 の改訂において、データマスキングへの対応が追加されました。それにより、企業では個人情報を取り扱う部門において適切なデータ保護対策が求められています。多くの企業、様々な部署で利用されるWordやExcel、PowerpointといったMicrosoft Office製品のファイル内には、個人情報をはじめとする機微な情報を含むことがあります。ISMSの新規格に沿った安全なデータ保管・活用を行うには、Microsoft Officeファイルへのデータマスキングが必須です。
その結果、企業では以下のようなニーズが発生しています。

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・営業担当者:提案書や営業日報に含まれる顧客情報を匿名化することで、ナレッジの共有や活用をしたい
・マーケティング担当者や調査会社の担当者:回答に含まれる顧客名や顧客担当者名を匿名化し、アンケート結果を活用したい
・人材派遣業の担当者:顧客企業に履歴書や職務経歴書を送付する際、書類に含まれる機微な情報をマスキングしたい
・工場の購買担当者:発注書などから顧客名、金額などをマスキングして安全に保管したい
・財務・経理担当者:収支報告書に記載された口座番号などの機微な情報をマスキングして安全に保管したい
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こうしたニーズを解消するために、現場担当者がOfficeのファイル一つひとつ点検し、個人情報を見つけて匿名化を行う場合も多く、その工数削減や品質の担保が大きな課題となっていました。しかし現場担当者のための匿名化需要が高まる一方で、既存のデータマスキング製品はDBやCSVファイルにおける利用が中心でした。そのため情報システム部門による設定・導入が不可欠であり、現場担当者がMicrosoft Officeの画面上で匿名化を行うことができるソリューションは限られていました。
このような背景を受け、専門的知識を持たない現場の担当者でも匿名化の実行ができるよう、Microsoft Officeの画面上で利用でき、直感的に操作ができるデータマスキング製品「Insight Data Masking」のMicrosoft Office製品アドインを提供開始しました。


ISMS認証について


ISMS認証は、国際規格であるISO/IEC 27001に基づいて情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)が構築・運用されていることを審査機関が認証するものです。ISO/IEC 27001は、組織が情報資産を適切に管理し、保護するための要件を定めており、最新のセキュリティ課題やテクノロジーの進展に対応するために2022年に改訂が行われました。


「Insight Data Masking」Officeアドインについて


「Insight Data Masking」Officeアドインは、Microsoft Officeの画面上で文書を編集するのと同じ感覚でデータマスキングを施すことが可能です。マスキング設定・マスキング実施ともにMicrosoft Office画面のリボン上から選択できるため、複雑な設定も必要なく個人情報を匿名化できます。


「Insight Data Masking」Officeアドインでのマスキング画面イメージ


Wordファイル マスキング画面イメージ
[画像1: リンク ]


Excelファイル マスキング画面イメージ
[画像2: リンク ]


Powerpointファイル マスキング画面イメージ
[画像3: リンク ]



Insight Data Maskingについて


Insight Data Masking はデータの保護と利活用を目的としたマスキングツールです。データに含まれる個人情報等の機密情報を自動抽出し、豊富なマスキングアルゴリズムで高速に個人情報の匿名化や、機密情報の秘匿化を行います。

また、大規模言語モデルの進化によって生まれた高度なフリーテキストマスキング技術を搭載しており、メール本文、チャットのテキスト、CRM などの対応履歴・メモ欄といったテキストデータ内の個人情報(氏名や住所、電話番号、会社名 etc.)や機微情報を、リアルタイムかつ高速に匿名化・秘匿化し、保護することが可能です。
個人情報・機微情報の検出は高性能AIが自動で行うため、データ漏洩の防止、開発・分析作業の効率化を実現できます。

詳細URL: リンク

Insight Data MaskingはAWS Marketplaceからも簡単に導入できます。
AWS Marketplace上の製品ページは下記リンクよりご確認ください。
Insight Data Masking (BYOL) - AWS Marketplace
リンク


インサイトテクノロジーについて


インサイトテクノロジーは、1995年の創業時から一貫してデータベース技術を追究し、企業自らが良質なインサイトを得るためのデータ活用基盤「インサイト・インフラ」関連の製品をプロフェッショナルサービスとともに提供しています。

現在では、企業におけるデータの価値を最大化できるよう、データ利活用の統制を図り、データ活用推進を支える攻めと守りの両面のメリットをもたらすデータガバナンスソリューションを提供しています。

また、インサイトテクノロジーが主催するデータ技術者向けカンファレンス「db tech showcase」には、世界中からデータ技術のエキスパートが講師として登壇し、毎年1,000名規模のエンジニアが参加しています。

・株式会社インサイトテクノロジー URL:リンク
・db tech showcase URL:リンク

※記載されている企業名、商品名、サービス名は、株式会社インサイトテクノロジーならびに各社の商標または登録商標です。


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社インサイトテクノロジー
マーケティング本部
担当: 双木、堀口
TEL: 03-5475-1450
E-mail:insight-mktg@insight-tec.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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