Digi International、2023年度の業績を発表

過去最高の年間売上高 4億 4,500 万ドルを記録、通年EPSは0.67ドル、調整後EPSは1.99ドル

IoT(Internet of Things)コネクティビティ製品・サービスプロバイダであるDigi International社 (本社・米国、NASDAQ:DGII)はこのほど、2023会計年度 (2022年10月~2023年9月)の業績を発表しました。

2023年度の業績(2022年度との比較)は次の通りです。
・売上高は4億4,500万ドルで、15%の増加
・売上総利益率は56.7%で100ベーシスポイントの増加
・希薄化後1株当たり純利益は24%増の0.67ドル
・調整後1株あたり純利益は20%増の1.99ドル
・調整後EBITDAは22%増の9,700万ドル

「Digi は 2023 年度を通じて多くの課題を克服しました。当社のチームは回復力を維持し記録的な業績を達成するために集中し、ARR(Annual Recurring Revenue、年間定期収益)、売上高、調整後EBITDA、調整後EPSにおいて新記録を達成しました。インダストリアル分野のIoT(モノのインターネット)市場はメガトレンドであり、大きく成長しています。私たちは、眼前にある長期的な可能性とチャンスにこれまで同様、自信を持っています。3つの“100の目標”を達成したことで、今後5年以内にARRとA-EBITDA(2億ドル)を倍増させる態勢が整いました」と、Digi Internationalの社長兼CEOのロン・コネズニーは述べています。

【セグメント別業績】
■IoT製品およびサービス
2023年度の売上高は3億4,600万ドルで、2022年度から16%増加しました。この増加は、OEMおよびインフラストラクチャマネジメント製品ラインの成長によるものです。売上総利益率はARRにより60ベーシスポイント増の54.4%となりました。営業利益は23%増の5,100万ドルでした。

■IoTソリューション
2023年度の売上高は9,900万ドルで、前年度比9%増となりました。この増加は、SmartSense と Ventus 両IoTソリューションの売上増によるものです。売上総利益率は、ARRの増加により280ベーシスポイント増の64.8%となりました。営業損失は110万ドル(前年同期は330万ドルの損失)でした。

【2024年度について】
Digiは3つの“100の目標”を達成したことで、新たな長期戦略目標を設定しました。大規模かつ成長を続けるインダストリアルIoT市場での堅実な実行により、今後5年以内にARRと調整後EBITDAを2億ドルに倍増できるものと確信しています。買収の可能性もこれらの指標に焦点を当てており、Digiがこれらのマイルストーンにさらに早く到達できる可能性があります。

私たちは、世界的なマクロ経済の逆風が続くと予想しています。さらに、当社のコンソールサーバチームがサポートする戦略的顧客の中には、以前に出荷したソリューションの導入・配備に予想以上の時間が必要なところもあります。Digi製品への需要は依然として旺盛ですが、取引成立までの時間は過去と比較して長くなっています。2024年度の当社の見通しでは、ARRと調整後EBITDAは5%増加し、売上高は前年比横ばいになると予測しています。

第1四半期の売上高は1億300万ドル~1億800万ドルと推定しています。調整後EBITDAは2,100万ドル~2,290万ドル、調整後1株当たり純利益は、加重平均希薄化後株式数を3,750万株と仮定して、希薄化後1株当たり0.41ドル~0.45ドルとなると予想しています。

本業績発表のコピーは、DigiのWebサイト(www.digi.com)の投資家向けセクションの財務発表ページで閲覧できます。

このプレスリリースの付帯情報

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]