在来線におけるレーダ雨量を活用した新たな運転規制の導入について



[表: リンク ]

※文部科学省および気象庁「日本の気候変動2020」より引用

1.レーダ雨量規制の概要
 従来の運転規制では、駅などにJR東日本が設置した雨量計で雨量値を観測し、雨量値が規制基準値を超過した場合に、雨量計の受け持つ区間に対して運転規制を発令しています。
 レーダ雨量規制では、気象庁や国土交通省が配信する1kmメッシュの面的雨量を活用します。レーダ雨量を活用することで雨量計が設置されていない箇所の降雨を把握することが可能となります。
 線路沿線上の1kmメッシュのレーダ雨量が規制基準値を超過した場合に、そのメッシュが含まれる区間に対して運転規制が発令されます。
[画像1: リンク ]


2.運転規制にかかわるシステムの概要
 従来の運転規制では、雨量計で観測した雨量値が規制基準値を超過すると、運転規制が発令され、運転規制にかかわるシステムからその情報が列車に伝達されます。レーダ雨量規制の追加導入にあたり、オペレーションを適切に行うために既存の運転規制にかかわるシステムを改修しました。従来の運転規制情報とレーダ雨量規制情報をシステムで統合して列車に伝えることで、速やかに運転規制が実施できるようにします。
[画像2: リンク ]


3.使用開始時期
 2023年6月18日(予定)

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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