1.人工関節手術支援ロボット「Mako」の概要
人工関節手術支援ロボット「Mako」は、日本で初めて承認された整形外科における手術支援ロボットです。人工関節置換の手術を保険診療で受けることが可能です。
この手術支援ロボットは、事前にCT画像などを基に作成する手術計画を登録することで、医師が計画どおりに手術を進められよう支援するもので、手術の正確性や安全性が格段に向上し、患者の身体的、精神的負担の軽減が図られます。
2.「Mako」の特徴
○医師が操作する「Mako」は、人の手のように手ぶれすることがなく、また、手術計画にない動きを止めたり正確に人工関節を設置するなど、手術の安全性と正確性が確保されます。
○手術計画通りに手術器具を操作することができるため、血管や神経の損傷などを防ぐことができます。
○正確な手術の実施により、手術後の痛みなど患者の負担軽減や合併症の減少、人工関節の長期使用なども期待できます。
3.「Mako」を用いた手術の実施予定
人工関節手術センターでは、整形外科における次の疾患について、6月中旬から「Mako」を用いた手術を開始する予定です(今年度110件の手術予定)。
【股関節】変形性股関節症、特発性大腿骨頭壊死症、関節リウマチ
【膝関節】変形性膝関節症、大腿骨内顆骨壊死
問い合わせ先
箕面市立病院 事務局
TEL 072-728-2034(直通)
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