モーターと大型ドライブの新たなリーディングカンパニーとしてイノモティクスを設立

・低圧から高圧のモーター、ギア付きモーター、中圧コンバーター、およびスピンドルモーターの幅広い製品ライン
・ドイツのニュルンベルクに事業本部を置き、全世界で約14,000人の従業員、約30億ユーロの売上高を有する
・2023年7月1日より、イノモティクスはドイツにおいて、法的に独立したシーメンスAGの完全子会社として事業を展開。グローバルな事業分割は順調に進んでおり、2023年10月1日までにほぼ完了予定
・イノモティクスの経営陣は、ミヒャエル・ライヒェル(CEO)、クリストフ・サレンティン(CFO)、ヘルマン・クライノード(CTO)で構成される


モーターと大型ドライブのリーディングカンパニーとして新たに設立された会社はイノモティクスといいます。この名称のもとに、低圧から高圧のモーター、ギア付きモーター、中圧コンバーター、およびスピンドルモーターの分野におけるシーメンスの事業活動を統合します。この製品ラインにより、革新的なソリューションとデジタル化に向けた製品ライン、そして幅広いサービスが揃うことになります。同社の関連事業は、これまで、大型ドライブアプリケーション部門とデジタルインダストリー部門、およびシーメンスのグループ企業として法的に独立したSykatec社とWeiss Spindeltechnologie社が担当していました。

2023年7月1日より、イノモティクスは法的な別会社として、ドイツのニュルンベルクに事業本部を置き、事業を展開することになります。ドイツでの事業分離は同日付けで完了する予定です。経営チームとして指名されたのは、ミヒャエル・ライヒェル(CEO)、クリストフ・サレンティン(CFO)、およびヘルマン・クライノード(CTO)です。全世界での事業分離は、2023年10月1日の新会計年度開始までに、ほぼ完了する予定です。

Siemens AGのラルフ・P・トーマス取締役CFOは、「私たちは、新会社の今後の成功を確信しています。個々の事業の強みを結集し独立して行動することで、イノモティクスは、顧客のために大きな価値を引き出し、その成長力を活用することで、今後の成功を確実なものにすることでしょう」と述べています。

イノモティクスのミヒャエル・ライヒェル新CEOは、「イノモティクスの規模、幅広い製品ライン、そして高いモチベーションを持つ従業員によって、市場における先駆者となり、競合他社をリードするポジションを獲得してまいります。当社には力強い成長ポテンシャルがありますが、その中でもとりわけ、産業界や社会において持続可能性が重視されるようになり、より効率的な電化やエネルギー消費に対する需要が増えています。この需要によって成長がさらに加速され、当社に恩恵をもたらすことになるでしょう。イノモティクスの設立によって、このポテンシャルを活用するための最適な体制ができあがると確信しています」と述べています。

モーターと電気ドライブシステムは、イノモティクスの事業であり、情熱でもあります。イノモティクスという名前は、革新的な(innovative)パワーが約束するものと、150年にわたるモーター(motor)製造の経験と信頼性とを組み合わせたものです。

今後イノモティクスは、技術や販売の分野でのパートナーシップや取引関係を通じて、シーメンスの他の事業と緊密に連携してまいります。

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【参考資料】
本資料はシーメンス AG(ドイツ・ミュンヘン)が2023年3月1日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語・英語であり、その内容および解釈については両言語が優先します。原文プレスリリースおよび関連資料は以下の URL よりご覧いただけます(英文)。リンク

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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