Wi-Fi 6コネクティビティを備えたシステムオンモジュール「Digi ConnectCore 93」を発売

NXP i.MX 93プロセッサベースの高電力効率かつセキュアなワイヤレスシステムオンモジュールはインダストリアル向けIoTアプリケーションのコストを下げタイム・ツー・マーケットを短縮

IoT(Internet of Things)コネクティビティ製品・サービスプロバイダであるDigi International社 (本社・米国、NASDAQ:DGII)はこのほど、医療、インダストリアル、スマートエナジー、輸送、IoTといった幅広いアプリケーション向けに設計されたワイヤレスで電力効率の高い「Digi ConnectCore 93」システムオンモジュール(SOM)プラットフォームを発売しました。

Digi ConnectCore 93は、新しいNXP i.MX 93プロセッサをベースにしたインダストリアルおよび商用向けのSOMプラットフォームです。最新のテクノロジの搭載だけでなく、Digi ConnectCore クラウドサービスによるライフサイクル管理を統合し、組込み製品の開発を簡素化するよう設計されています。統合されたメモリ、優れた電源管理、ワイヤレスコネクティビティ、高度なセキュリティ、オープンソースソフトウェアプラットフォームのDigi Embedded Yocto Linuxといった機能により、認証取得済みのワイヤレスコネクティビティ、リモートマネジメント、クラウドインテグレーションを利用して、費用やリスクを最小限に抑えながら製品を迅速に市場に導入することができます。

「Digi ConnectCoreの製品ラインをさらに拡大できることを嬉しく思います。Digi ConnectCore 93の発売は、セキュアなコネクテッド製品の開発を容易にするとともに、試作や開発のコストを削減する先進的なソリューションを提供するという私たちの継続的な取り組みを明確に示すものです」と DigiのOEMソリューション担当副社長兼ゼネラルマネージャであるスティーヴ・エリクソンは話しています。

Digi ConnectCore 93 は、Cortex-M33 コア、AI/ML Arm Ethos U65 ニューラルプロセシングユニット (NPU)、最大の電力効率を実現する NXP PMIC を備えた多用途で電力効率の高いArm Cortex-A55 コアを最大 2 個搭載しています。また、802.11ax デュアルバンドWi-Fi 6 および Bluetooth 5.2 を備え、柔軟なコネクティビティを提供します。Digi SMTplusフォームファクタ (40mm×45mm) と工業用定格は、幅広い IoT アプリケーションに対し優れた信頼性を提供します。

セキュリティと長期耐久性の両方を確保することに重点を置いたDigi ConnectCore 93は、Digi TrustFenceセキュリティフレームワークも備え、開発者は重要なセキュリティとデータプライバシー機能を製品に組み込むことができます。さらに、i.MX 93プロセッサはインダストリアルアプリケーション向けに設計されており、NXPのProduct Longevity Programによって10年以上に渡ってアクセス可能であることが保証され、ユーザーに長期のサポートと安心を提供します。

Digi ConnectCore 93の機能一覧を含む詳細は、リンク をご参照ください。

このプレスリリースの付帯情報

Digi ConnectCore 93

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