ミヨシ油脂、インフォアのクラウドERPを基盤にレガシーシステムから脱却し、業務の全体最適化を推進

2030年に向けたサステナブルな成長のための基盤を食品・飲料業界に特化したInfor CloudSuite Food & Beverageで構築



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業界特化型クラウドカンパニーの米Inforの日本法人、インフォアジャパン株式会社(東京都千代田区、以下インフォア)は、食用・工業用油脂の製造・販売メーカーであるミヨシ油脂株式会社(本社:東京都葛飾区、代表取締役社長兼CEO:三木逸郎、以下ミヨシ油脂)が、インフォアの食品・飲料業界向けのクラウドERPソリューション「Infor CloudSuite Food & Beverage」の導入を決定したことを発表します。

同社は、食品・飲料業界に必要な機能が標準搭載され、アマゾン ウェブ サービス (AWS) 上で稼働するマルチテナント型のクラウドERPであるInfor CloudSuite Food & Beverageを基盤に、Fit to Standardのアプローチで主要事業を効率化し、2030年に向けた経営構想実現のためのサステナブルな成長を推進します。

Infor CloudSuite Food & Beverageについて:
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■導入背景
ミヨシ油脂は、天然油脂を原料とした食用・工業用油脂や脂肪酸、化成品、環境関連製品の製造・販売を中心に事業を展開、2021年には創立100周年を迎えています。同社は、創立101年目にあたり、2030年に向けた経営構想を策定し、SDGsの取り組みを強化しながら、主軸となる食品事業および油化事業をスパイラルアップ(改善を奏効し合うことによる継続的な発展)させることで、サステナブルな経営を推進しています。

主要事業の継続的な発展において懸念となっていたのが、メインフレーム上で自社開発された基幹業務システムです。既存の業務処理に合わせた部分最適化が進み、変化への迅速で柔軟な対応ができず、経営構想に基づいた全体最適化が困難になっていました。また、メインフレーム上のシステムの運用や維持のために、貴重な人材を保持し続ける必要性がありました。加えて、一部の確定情報のみの可視化に留まり、予測も含めた事業全体のリアルタイムな経営情報を取得することが叶わず、データに基づく継続的な改善が推進できませんでした。

同社は、2030年に向けたサステナブルな成長を支える新たな基幹システムへの移行を決定。新システムは、運用に必要なリソースが最小限でありモバイル環境からもアクセスできること、同社の業務に必要な大半の機能をカスタマイズすることなく実装可能で、システムの標準機能に業務を合わせるFit to Standardの手法が取れること、その結果として迅速な導入、継続的な改善と業務プロセスの全体最適が実現できることを選定方針としました。

同社は、複数のERPパッケージを検討した結果、クラウドベースであり、食品業界向けの標準機能が豊富であること、アジャイルによる導入手法やツール類が確立されていること、2023年10月に始まるインボイス制度に対応することが可能であるということを決め手に、財務から生産、購買、販売領域を担う新しい基盤として、クラウドERPであるInfor CloudSuite Food & Beverageを選択しました。

■期待する導入効果
ミヨシ油脂は、2024年1月より生産拠点や営業所を含む全拠点で、Infor CloudSuite Food & Beverageの稼働を、Fit to Standard手法を用いながら、財務・サプライチェーン領域から段階的に開始する予定です。

食品業界の豊富な標準機能による業務の高度化に加えて、他のクラウドサービスとのデータ連携により、現場から経営陣までが一元管理された経営指標をリアルタイムに参照し、業務改善に取り組むことが可能になります。

また、マルチテナントのクラウドベースの基幹システムに移行することで、最新状態が保たれ、バージョンアップや運用のコスト削減が可能になります。これにより、注力業務に集中できるようになるだけではなく、システムを操作する場所を選ばなくなるため、コロナ禍以降の働き方改革の推進に寄与する見込みです。

将来的には、生産部門において、センサーから得られたデータをインフォアのクラウドERPに集約し、IoT技術の活用によるスマートファクトリーの実現を構想しています。

■ミヨシ油脂株式会社 上席執行役員 管理本部長 小田島 淳悦 様からのコメント
「当社は、レガシーシステムからインフォアのクラウドERPに移行することで、継続的なイノベーションが可能となる新たな世界へ踏み出しました。インフォアとの密な連携により、経営、ユーザー部門、IT部門が協力してサステナブルな事業成長のための基盤を構築し、2030年に向けた経営構想実現のための変革を推進していきます。」

●ミヨシ油脂株式会社について
ミヨシ油脂は、1921年に創業した、天然油脂を原料ベースとした食用・工業用油脂や脂肪酸、化成品、環境関連製品等の製造・販売を手掛ける食品・化学製品メーカーです。ミヨシ油脂がつくる製品は、世の中で販売されているさまざまな商品の中に入って、おいしさや使用感、機能性を高めることに役立っています。詳しくは、 リンク をご覧ください。

●インフォア、インフォアジャパンについて
インフォアは、業界特化型のビジネスクラウドソフトウェアにおけるグローバルリーダーです。各注力業界向けに、業界特化の機能が網羅されたソリューションを展開しています。ミッションクリティカルなエンタープライズアプリケーションとサービスは、セキュリティおよびタイムトゥバリュー(Time-to-Value)の短縮により、持続可能な運営にメリットをもたらすよう設計されています。世界175か所以上の地域で6万社以上の組織が、インフォアの17,000人の従業員のサポートにより、ビジネスの目標を達成するよう取り組んでいます。また、Koch社の一員としての財務的な強みやオーナーシップ、長期的な視点は、お客様との永続的で有益な関係性の構築のための力となっています。さらに詳しくは< www.infor.com >(英語)をご覧ください。

インフォアジャパンは、米国インフォアの日本法人として、各種エンタープライズソリューションの販売、導入、コンサルティングを行っています。詳しくは< リンク >をご覧ください。

※本文に記載の文字商標および図形商標は、インフォアおよびその関連会社、子会社の商標および登録商標です。その他のすべての商標は各所有者に帰属します。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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