早稲田大学らの共創型デジタルツインの研究にTerragraphが貢献

~ Beyond 5Gのベンチマークとして注目されるミリ波高速無線アクセス技術Terragraph ~

株式会社ビーマップは、早稲田大学を代表とする研究チームがKOIL MOBILITY FIELDにおいて実施する先進的なデジタルツインの研究活動に技術協力し、ミリ波ラボ@柏の葉のTerragraphネットワークインフラを提供します。当社は、早稲田大学研究チームに先進的なネットワーク技術を提供することで、彼らの研究活動に貢献するとともに、Beyond 5G世代において必要となる要素技術を共に模索し、将来的にTerragraphに求められる技術を見極めたいと考えています。



 株式会社ビーマップ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉野文則)は、早稲田大学を代表とする研究チーム(以下、早稲田大学研究チーム)による共創型デジタルツインの研究活動*1に技術協力します。

 当社は、2022年1月より三井不動産の屋外ロボット開発検証拠点「KOIL MOBILITY FIELD」に、国内初のTerragraph*2実験設備「ミリ波ラボ@柏の葉」*3を開設しています。これまで、Terragraphのネットワークインフラを使い、KOIL MOBILITY FIELDの利用者に対しインターネット接続や、屋外無線LAN、多視点カメラ映像などのサービスを提供してきました。
 今回は、早稲田大学研究チームがKOIL MOBILITY FIELDにおいて実施する先進的なデジタルツインの研究活動において、ミリ波ラボ@柏の葉のTerragraphネットワークインフラを提供します。同研究は、将来Beyond 5Gが実現した際に、都市の様々なリアルタイム情報を収集するための、新たなネットワーク技術とデータ管理技術を確立することを目指しています。しかし、現時点においてBeyond 5Gは研究段階にあるため、Beyond 5Gとして確立された技術は存在しません。また、Beyond 5Gにおいては、テラヘルツ波などの未踏の周波数領域の活用や、国際標準の推進などが必要とされています。そこで、同チームはBeyond 5Gに対するベンチマークとして、テラヘルツ波に特性が近い60GHz帯ミリ波を使用し、Metaがオープンソースとして国際的に標準化を推進するTerragraphを同実験におけるネットワークインフラのひとつとして採用しました。また、60GHzは免許不要で利用できるアンライセンスバンドであり、場所の制約を受けないため、現時点においても実際のフィールドで様々な実験が可能となります。

 当社は、Terragraphの実験設備において、早稲田大学研究チームに先進的なネットワーク技術を提供することで、彼らの研究活動に貢献するとともに、Beyond 5G世代において必要となる要素技術を共に模索し、将来的にTerragraphに求められる技術を見極めたいと考えています。

*1) 早稲田大学らが実施する研究プロジェクトの詳細
 早稲田大学ホームページ/トピック
 リンク

*2) Terragraph製品情報
 ビーマップ無線LAN製品ホームページ/MLTG
 リンク

 Terragraph公式サイト
 リンク

*3) ミリ波ラボ@柏の葉のプレスリリース
 ビーマップホームページ/プレスリリース
 リンク


研究プロジェクトのイメージ図

[画像1: リンク ]



ミリ波ラボ@柏の葉の外観 および 機器配置

[画像2: リンク ]


※ FacebookおよびTerragraphは、Meta, Inc.の商標です。
※ MetroLinqは、Accton Technology Corporationの商標です。

詳細につきましては、弊社担当までお問い合わせ下さい。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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