MPA Grand Prizeは『うつくし、トントントン』監督:鹿野洋平氏、Special Recognition Prizeには『長浜』監督:谷口未央氏が決定
デジタルコンテンツと企画・コミュニケーションを学ぶデジタルコミュニケーション学部(4年制大学)と、理論と実務を架橋し新たなビジネスを生み出すデジタルコンテンツ研究科(専門職大学院)を設置しているデジタルハリウッド大学[DHU](所在地:東京・御茶ノ水、学長 杉山知之)は、第34回東京国際映画祭期間中に併設マーケットとして開催されるTIFFCOMおよびモーション・ピクチャー・アソシエーション(以下、MPA)と共催で、「MPA/DHU/TIFFCOMマスタークラス・セミナー&ピッチング・コンテスト2022」」を開催いたしました。
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第一部のマスタークラス・セミナーではオーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞で最優秀監督賞を含む14の賞にノミネートされ、ウィレム・デフォー主演の「ハンター」の監督などで知られるダニエル・ネットハイム氏が登壇しました。第二部のピッチング・コンテストはファイナリスト5名により競われ、審査の結果、以下の受賞者が決定いたしました。
MPA Grand Prize:『うつくし、トントントン』監督:鹿野洋平氏
Special Recognition Prize:『長浜』監督:谷口未央氏
最優秀賞MPA Grand Prizeの受賞者には、5日間のFILM IMMERSION COURSE IN L.A.への研修旅行がMOTION PICTURE ASSOCIATION(MPA)から授与されます。
また、優秀企画のSpecial Recognition Prize受賞者は、オーストラリアのブリスベンで開催されるAsia Pacific Screen Awardsへ招待されます。
将来的に海外での活躍を目指す若手映画製作者にとっては、またとない貴重な体験になるでしょう。
※新型コロナウィルスの影響により依然海外渡航、あるいは参加イベントの開催が難しい場合は代替の機会を提供予定です
■ピッチング・コンテスト登壇者
1. 清水健斗氏『エデンの果実』
作品概要:恋人に移植された心臓が妹を殺した死刑囚のものと知り苦悩する男。死刑囚の記憶に侵食されはじめる恋人。崩れる関係、軋轢は悲劇をうみ、二人の愛と贖罪の逃避行が始まる。
自己紹介:CM制作会社勤務後、フリーランスに。監督作「漂流ポスト」が海外映画祭6冠を獲得し、21年全国公開。近年はGoogleとVR映画を制作する等、新表現にも取り組む。
メッセージ:記憶転移というドナーの記憶や趣味嗜好がレシピエントに移る現象を軸に「人間を形成するのは躯体か?心か? 愛は人間のどこに向けられているのか?」という普遍的な愛と心のあり方を、障壁を乗り越えようとする純愛劇・ロードムービー・ノワール・社会派サスペンスを融合させたエンターテイメントで描きます。すでに12月韓国でのピッチも予定されており国際共同制作を念頭にいれています。本作に興味をもった出資者・制作会社・プロデユーサーの方々、ぜひご連絡ください。kento3220@mac.com リンク
2. 川上信也氏『発酵女子』
作品概要:映像制作会社のダメ社員でBLを愛する「腐女子」が、発酵食品の素晴らしさの沼にはまり、味噌職人に転職し、自分の才能を生かしながら「発酵女子」へと成長していく物語。
自己紹介:京都府出身。監督・脚本作に「最後の審判」(文化庁・若手映画作家育成プロジェクト制作)國村隼主演「願いのカクテル」西田尚美出演「GIFT」秋元康氏原作「死幽学旅行」など。
メッセージ:この企画に対するお問い合わせ、また、私自身に対するお問い合わせは、kawakami@resonance-st.jpまでお願いいたします。
川上信也HPリンク
3. 谷口未央氏『長浜』
作品概要:2016年にユネスコ無形文化遺産に登録された「長浜曳山まつり」が舞台。日本と台湾のハーフの少年と性自認に悩む少女の交流を軸に、伝統と多様性の邂逅を描く。
自己紹介:1978年生。2008年より上京し短編映画を習作。2015年、初の長編映画『彦とベガ』(川津祐介主演)があいち国際女性映画祭の長編部門グランプリに輝く。
メッセージ:今回の受賞は伝統文化の中で多様性を描くという挑戦への評価だと思います。2016年より「長浜曳山まつり」を取材し脚本を書き上げました。子どもたちのアイデンティティの目覚めを描き、多くの人の心にある郷愁に語りかける作品です。世界の映画祭での上映を目指しています。出資を募っています。ご興味がありましたら是非ご連絡ください。kolmio.film@gmail.com
4. 鹿野洋平氏『うつくし、トントントン』
作品概要:弟の仇討ちを目論む史上唯一の女性刀鍛冶・お源が、厳しい修行や剣術に長けた浪人・伝蔵との恋愛を通じて「刀を作る本当の意味」を見つけていく過程を描く時代劇。
自己紹介:1992年生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了後、 東映株式会社に芸術職(助監督)として入社。現在はフリーランスの映像作家・助監督として活動中。
メッセージ:このたびは最優秀賞をいただき大変嬉しく思います。大月源さんという実在した歴史上唯一の女性刀鍛冶をモチーフにした「斬らない」時代劇作品の企画です。東映京都撮影所で演出部として育ててもらったので、いつかこの企画を実現させ恩返しできればと考えています。また業務と並行し自主映画制作も行っていますので、力を貸してくれる方大募集中です。お気軽にご連絡くださいませ!リンク
5. 谷口広樹氏『幕末陰陽師・花』
作品概要:落ちぶれた陰陽師の末裔である主人公・花が、信念と矜持によって、困難な時代や環境を乗り越え、自らの生き様を見つけることで、真の陰陽師になるまでの成長物語。予告編: リンク
自己紹介:「陰陽師はその後、どうなったか?」この事を知るために京都に3年間通いました。時間をかけて、横のつながりで独立映画を制作しているクリエイターです。
メッセージ:ご連絡いただければ、英語字幕入りの17分のパイロット版をお見せすることが可能です。また、長編化に向け、スタッフ、俳優も探しています!ぜひ、ご興味のある方はご連絡ください!gukoukun@gmail.com
■MPA/DHU/TIFFCOM マスタークラス・セミナー&ピッチング・コンテスト
公式サイト:リンク
※本イベントはTIFFCOM ONLINEで、11月末までご覧いただけます。
マスタークラス・セミナー(約1時間)、ピッチング・コンテスト (約2時間)
※ご視聴にはTIFFCOM発行のパスが必要になります。
ビジター登録(締切10/27(木)中)→リンク
■TIFFCOM 2022開催概要
開催期間:2022年10月25日(火)~10月27日(木)
会場:オンライン
主催:公益財団法人ユニジャパン
日本語公式サイト:リンク
※TIFFCOMは第35回東京国際映画祭(TIFF) 2022.10.24(月)~11.2(水)リンク 併設のビジネス・コンテンツマーケットです
■デジタルハリウッド大学[DHU]とは
リンク
2005年4月、文部科学省認可の株式会社立の大学として東京・秋葉原に開学(現在の所在地は東京・御茶ノ水)。デジタルコミュニケーション学部(4年制大学)とデジタルコンテンツ研究科(専門職大学院)を設置している。
デジタルコミュニケーション学部では、不確実で予測不能な未来を自分らしく生き抜く力を身につける。 デジタルコンテンツ(3DCG/VFX、VR/AR、ゲーム、映像、グラフィック、Webデザイン、メディアアート、プログラミング等)と企画・コミュニケーション(ビジネスプラン、マーケティング、広報PR等)を産業界の第一線で活躍する教員から幅広く学べる一学部一学科制を採用。さらにグローバル人材を育成するために外国語の重点的な学習プログラムを備え、留学を推進している。世界42か国・地域出身の学生が在籍し、 御茶ノ水駅前で多様性に富むキャンパスを運営している。
デジタルコンテンツ研究科では、超高度情報化社会においてデジタルコミュニケーションを駆使し、社会に変革を起こすリーダーを輩出すべく、創発的学究領域 [SEAD(Science/Engineering/Art/Design)]の4要素をバランス良く身につけ融合し、理論と実務を架橋する人材育成を行う。新規事業プランニングとプロトタイピングなど、院生のアイデアの実装およびスタートアップ支援により、「令和3年度大学発ベンチャー調査」(経済産業省)では全国大学中 12位、私立大学中 4位となっており、多数の起業家を輩出している。
プレスリリース提供:PR TIMES リンク
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