セキュリティ面と運用性をさらに強化。安全で安心して使える機能を提供するファームウェアバージョンアップを実施。同時に、マルチギガ対応ファンレススイッチ2種の追加発売で選択肢を拡大。



アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役会長 大嶋章禎)は、無線LANアクセスポイントとスイッチ製品のファームウェアをバージョンアップし、当社ウェブサイトからのダウンロードサービスを開始いたしました。また同時にスイッチ製品「AT-x330-28GTX」と「AT-GS970EMX/28」の出荷も開始いたしました。



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●サポート機能の追加で、よりチャンネル設計やネットワーク設計を柔軟に
―対象製品: AT-TQ6702 GEN2、AT-TQm6702 GEN2、AT-TQ6602 GEN2、AT-TQm6602 GEN2
―対象ファームウェア:Ver.8.0.1-1.1

①無線LANの設計がより柔軟になるZero Wait DFSに対応


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 無線LANアクセスポイントが、DFS※1で航空レーダーや気象レーダーなどのレーダー波を検知した場合、通常は干渉を避けるためにそれまで利用していたチャンネルの変更が必要となります。そして変更後のチャンネルにおいても、再度干渉が発生しないかを確認するために、1分間のスキャンを実施する必要があり、この間は通信ができない状態となります。
 これに対して今回対応するZero Wait DFSでは、変更の候補となるチャンネルを常に確認しておき、DFSでレーダー波を検知した際、すぐに候補のチャンネルへ切り替え、通信を再開することができます。
 これにより無線チャンネルの設計の幅や柔軟性が広がります。

②イーサネットポートを2ポートともサポートし、幅広いネットワーク構築が可能に
 TQ6000 GEN2シリーズにある2ポートの内、リリース時はLAN1ポートのみのサポートでしたが、今回のバージョンアップでLAN2ポートのサポートも開始しました。2ポートでPoE給電による受電が可能となったことで、配下に有線で端末を接続するカスケード接続に加え、両ポートをPoEスイッチに接続し、電源冗長や帯域幅を増やせるリンクアグリゲーションにも対応します。

③ネットワーク統合管理を実現するVista Managerシリーズに対応
 AT-TQ6602 GEN2とAT-TQm6602 GEN2が、「AT-Vista Manager EX」や「VST-APLシリーズ」、当社製スイッチやルーター製品に内蔵されている「Vista Manager mini」に対応します※2。これにより、トポロジーマップやヒートマップをWeb GUI画面上で管理し操作可能となるため、超高速・大容量の無線環境構築にも最適です。

・その他のTQ6000 GEN2シリーズ用ファームウェア Ver.8.0.1-1.1で追加・拡張した機能および詳細については、リリースノートをご覧ください。 →リンク

●安全面も運用面も強化し、幅広いネットワーク構築が可能に

①機能強化で、さらにセキュリティ面の安心感がアップ
―対象製品:AT-NFV-APL-GTX、AT-NFV-APL-GT、AT-AR4050S-5G、AT-AR4050S、AT-AR3050S、AT-AR2050V、AT-AR1050V
―対象ファームウェア:AlliedWare Plus Ver. 5.5.2-0.1

 ルーター製品のファームウェアバージョンアップに伴い、OPEN VPNでのTLS通信(暗号化された通信)を使用する際のセキュリティがより強化されました。ネットワークダウンやアクセススピードダウンによる業務妨害を狙ったDoSおよびDDoS攻撃を軽減できるTLS-CRYPTに対応します。これにより事前共有鍵を使用し、全てのメッセージやユーザーデータを暗号化でき、より安全な通信を提供可能となります。
 またセキュリティ対策ソリューションAMF-SECurity※3の機能拡張により、万が一不正端末を検知した際のこれまでの「隔離」、「ログ」アクションに加え「遮断」および「リンクダウン」機能も設定可能となります。これにより、遮断目的のためだけにスイッチ製品を置く必要がなくなり、小規模な環境でもセキュリティ対策が容易となります。

・その他ルーター製品に関するライセンスについては、Webサイトをご覧ください。
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②複数の機能を併用可能となり、ネットワーク構築がより柔軟に
―対象製品: x950シリーズ、Switch Blade x908 GEN2、Switch Blade x8100シリーズ
―対象ファームウェア:AlliedWare Plus Ver. 5.5.2-0.1

 イーサネットネットワーク上の任意の2点間において、パケットが適切に送受信されていないなどの障害を検知する機能“BFD(Bi-directional Forwarding Detection)”に対応しました。また、BFDを経路制御プロトコルと連携させることで、対向機器のリンクダウンを直接検知できない環境においても障害を早期に検知し、素早い経路変更が可能になります。今回の対象製品では、スタティックルーティング・OSPF※4・BGPとの併用に対応します。

・その他スイッチ製品に関するライセンスについては、Webサイトをご覧ください。
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●10G/マルチギガ対応のファンレス仕様スイッチを2種新発売。静音性が求められる環境に最適

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「AT-x330-28GTX」は、アップリンクに10G/マルチギガビット(1G/2.5G/5G/10GBASE-T)ポートとSFP+スロットを、ダウンリンクに1ギガビットポートを搭載した、レイヤー3インテリジェント・エッジ・スイッチです。
 ファンレスデザインを採用しているため、学校や病院などのように静音性が求められる環境に特におすすめです。スイッチを冗長化するVCS※5のサポートにより、支店や支所のような小規模ネットワークのコア・スイッチとしてご利用いただくことも可能です。
 また、ネットワークエッジ向けに厳選された機能を搭載し、AT-x330-28GTXと同等のハードウェア機能を搭載しながら、ソフトウェア機能を限定し、高いコストパフォーマンスを実現する「AT-GS970EMX/28」も同日に発売します。



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・AT-x330-28GTXの詳細な仕様は次のURLからご確認いただけます。
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・AT-GS970EMX/28の詳細な仕様は次のURLからご確認いただけます。
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※1)DFS…Dynamic Frequency Selectionの略。無線LANアクセスポイントが気象レーダーなどを検知した際、電波干渉を避けるためにチャンネルを変える機能のこと。
※2)AT-Vista Manager EXはVer.3.9.0、VST-APLシリーズはVer.3.5.1、Vista Manager miniはAlliedWare Plus Ver. 5.5.2-0.1で対応。
※3)AMF SECurity…各種アプリケーションと連携して各通信機器が直接接続するネットワークのエッジ側(エンドポイント)を管理するセキュリティ対策ソリューション。デバイスをネットワークから自動的に遮断・隔離して被害の拡大を防ぐことができる。
※4)OSPF…Open Shortest Path Firstの略。中規模以上のネットワークでの使用を想定して開発された経路制御プロトコル。OSPFではネットワークをエリアと呼ばれる小さな単位に分割して、経路情報をエリアごとに管理する。
※5)VCS(Virtual Chassis Stacking:バーチャル シャーシ スタック)…複数のスイッチを仮想的に1台のスイッチとして機能させること。
※6)EPSR…イーサネットリングプロテクション機能であるEPSR(Ethernet Protected Switched Ring)は、リング構成のネットワークに特化した、レイヤー2のループ防止・冗長化機能。トポロジーをリング構成に限定し、各スイッチの役割をあらかじめ固定することにより、障害の検出と経路の切り替えをより高速に行う。
※7)AT-x330-10GTX,AT-GS970EMX/10ではVCS機能は未サポート。
※8)AMF:Autonomous Management Frameworkの略。ネットワーク全体を一元管理し、設計・導入・保守コストを大幅に削減する当社独自の統合管理ソリューション。

注)記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。





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<<製品に関するお問合せ先>>
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<< ニュースリリースに対するお問合せ先>>
アライドテレシス株式会社 マーケティングコミュニケーション部
E-mail: pr_mktg@allied-telesis.co.jp
TEL:03-5437-6042 URL:リンク
アライドテレシス株式会社 東京都品川区西五反田7-21-11第2TOCビル

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