フィリピン共和国 電力海底ケーブルプロジェクトを受注


 古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:小林敬一)は、現地工事会社であるS.L. Development Construction Corporation と共にフィリピン共和国の送電事業会社 National Grid Corporation of the Philippines(NGCP)より海底ケーブルプロジェクトを受注しました。なお、本プロジェクト全体の受注金額は約43億円で、2023年の完工を予定しています。

■背景・内容
 本プロジェクトは、同国のセブ島マンダウエ市とマクタン島で拡大する電力需要に対応するため、セブ変電所とラプラプ変電所を結ぶ230kV海底ケーブルを新たに設置するものです。NGCPは、海底ケーブルによる島嶼連系の強化を含め、電力の安定的な供給を目的とした送変電設備の改善事業を推進しており、本プロジェクトはその一環として実施されるものです。当社はこのプロジェクトにおいて、海底ケーブルとしては世界最大級の導体サイズとなる230kV3×1600 mm2光複合ケーブルのほか、海底ケーブルの温度状態を常時監視することが可能なDTS(Distributed Temperature Sensing)システムをあわせて納入します。
 当社の電力事業では、国内の超高圧地中線ならびに再生可能エネルギー向け海底線および地中線に加え、アジア向け海底線に注力しており、アジアのインフラ整備に高品質な製品・エンジニアリングサービスで貢献してまいります。


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■古河電工グループのSDGsへの取り組み

当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。


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古河電工グループのSDGsへの取り組み
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