スペイン本拠のグローバル再エネ事業会社Elawan Energyの買収を完了

再エネ事業のグローバルキープレーヤーを目指す

オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、2020年12月28日付プレスリリース「スペイン本拠のグローバル再エネ事業会社Elawan Energyを買収」※1でお知らせしました通り、このたび、Elawan Energy S.L.(本社:スペイン・マドリード、CEO:Dionisio Fernandez Auray、以下「Elawan」)の買収を完了しましたのでお知らせします。欧州の現地法人ORIX Corporation Europe N.V.を通じて、Elawanの発行済株式の80%を取得しました。



Elawanは、スペインをはじめとする欧州や北米・南米を中心に、14カ国において風力および太陽光発電所の開発・運営を行っています。これまでに設備容量合計約2.9GWの開発実績を有し、現在約726MWの稼働中プロジェクトや598MWの建設中プロジェクトのほか、10GW以上の開発パイプラインを確保しています。世界各国で開発から運営まで一貫して手掛ける専門性と機能に強みを持っています。

オリックスは、国内外での再生可能エネルギー事業展開を重要な経営戦略の一つとして掲げています。今回のElawan買収により、オリックスは、太陽光、風力、地熱など、世界で設備容量合計約3GWを有する再生可能エネルギー発電事業者となります。
Elawanは、海外での再生可能エネルギー事業におけるオリックスにとって初の戦略的グループ会社で、今後オリックスがグローバルに再生可能エネルギー事業を拡大する上でのプラットフォームとなります。5年後の2026年には、世界で設備容量合計を、約8GWまで拡大することを目指します。

オリックスはこれまでも、日本国内において、設備容量合計約1GWの太陽光発電事業のほか、風力、地熱などの再生可能エネルギーによる発電事業を積極的に推進しています。海外では、2021年3月にインドの大手再生可能エネルギー事業会社Greenko Energy Holdingsの株式20%強を取得※2したほか、2021年1月には英国のオルタナティブ資産運用会社Gravis Capital Management Ltd.(以下「Gravis」) ※3を買収しました。Gravisは、再生可能エネルギー分野への投資も積極的に行っています。

今後もこれまでに培った経験や専門性をもとに、グローバルマーケットでの再生可能エネルギー事業者として地位の確立を目指すとともに、企業活動を通じた持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

※1 2020年12月28日付プレスリリース:スペイン本拠のグローバル再エネ事業会社Elawan Energyを買収(リンク
※2 2021年3月8日付プレスリリース:インドの大手再生可能エネルギー事業者Greenko Energyの株式取得を完了(リンク
※3 2021年2月1日付プレスリリース:英国の資産運用会社Gravis Capital Managementの株式取得を完了(リンク

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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