デル・テクノロジーズ、スケールアウトNASの最新モデル「Dell EMC PowerScale F900」でオールフラッシュ データレイク ソリューションを強化

・オールNVMe構成の「Dell EMC PowerScale F900」が、モダン ハイパフォーマンス データ ワークロードをサポート
・最新のオペレーティング システム「PowerScale OneFS 9.2」が、「PowerScale F200」および「PowerScale F600」を含む、「PowerScale」オールフラッシュ スケールアウトNASのパフォーマンスを飛躍的に向上
・「Dell EMC PowerScale for Google Cloud」向けの新しいオールフラッシュ層を提供



デル・テクノロジーズ株式会社（本社：神奈川県川崎市、代表取締役社長：大塚 俊彦、以下、デル・テクノロジーズ、URL：リンク ）は、本日、オールフラッシュ スケールアウトNASの最新モデル「Dell EMC PowerScale F900（以下、PowerScale F900）（リンク ）」を発表しました。

「PowerScale F900」は、これまでで最もパワフルな「PowerScale」オールフラッシュ ノードであり、非構造化データ ストレージ分野における数十年のリーダーシップをさらに広げるものです。今回「PowerScale F900」を発表した背景には、昨今の非構造化データにおけるワークロードの爆発的な増加がありました。大容量のグラフィックや動画ファイル、分析／リサーチ／ゲノミクス／AI（人工知能）データなどの大規模リポジトリー、半導体の電子設計自動化、ハイパフォーマンス コンピューティング（HPC）など、今日最も高い要件が求められる非構造化データのワークロードは、多くのストレージ システムで取り扱いが難しいのが現状です。これらの非構造化データには、非常に大きなCPUおよびGPUの処理能力が必要なだけでなく、容量とパフォーマンスをシームレスにスケールアップできる能力が不可欠です。

AIインフラストラクチャーにとって最も重要な要件は、データの局所性、パフォーマンス、実証済みのテクノロジーです。企業は、予測できないデジタル ビジネスの需要に応えることができるファイル ストレージ システムを求めています。実際に、最近Enterprise Strategy Group社が実施した調査（リンク ）では、非構造化データのビッグデータ／データレイク リポジトリーが、デジタル ビジネスの需要の増加ペースに対応するために企業が投資しているワークロードのトップ3にランクインしています。データがビジネスにもたらす価値を最大限に引き出す上で、ファイル ストレージにはこれまで重視されていた容量の大きさに加えて、高速で、管理もシンプルであることが求められます。さらに、同社が実施した別の調査では、このようなニーズがオールフラッシュ データレイクの増加につながっていることが明らかになっています。


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このような背景のもと、本日デル・テクノロジーズは、「PowerScale F900」を発表しました。

「PowerScale F900」が、オールフラッシュ スケールアウトNAS のラインアップを拡充
「PowerScale F900」は、モダン ハイパフォーマンス データレイクの原動力としての役割を果たせるようにデザインされています。「PowerScale F900」は、デュアルソケット Cascade Lake Processor、オールフラッシュNVMeおよびNVIDIA GPUDirect連携によって、非常に高いアクセス要件を持つデータ中心型ワークロードをサポートします。このリリースにより、超高速のオールNVMeを通じて、これまで以上の高い性能と拡張性を実現するとともに、GPU高速化アプリケーションをサポートし、単一クラスターで最大93 PBまで拡張することができます。

今回の最新版リリースにより、お客様は、エッジ、コア、パブリック クラウドにおける非構造化データ ストレージのニーズに対して、これまで以上の柔軟性と選択肢を得ることができます。新しい「PowerScale F900」ストレージ ノードは、簡単に追加することが可能で、既存のノードを新しい「PowerScale」ノードに置き換えることもできます。「PowerScale OneFS」オペレーティング システムによって、既存の「Isilon」ストレージとのシームレスな拡張性と互換性を実現しています。

さらに、「PowerScale」オールフラッシュには、オンプレミスとパブリック クラウドの両方のワークロードをサポートするオプションが用意されています。お客様は、アプライアンスとして利用するか、「as-a-Service」として利用するかを選択することができます。

「PowerScale for Google Cloud」に、新しいパワフルなオールフラッシュ層を拡充
「Dell EMC PowerScale for Google Cloud（リンク ）」をTier 1 Agile構成で利用できるようになりました。「PowerScale for Google Cloud」は、Google Cloudにパワフルなパフォーマンス（リンク ）をもたらすスケールアウト ファイル サービスです。従来を下回る最小限の容量と短い契約期間で導入できる新しいオールフラッシュ展開オプションによって、導入へのハードルも低くなります。お客様のニーズに合わせた適正な規模の構成で、手間なく容易に導入できるだけでなく、本サービスのテスト利用を希望する場合に、最適なオプションとなります。

「PowerScale」は、柔軟な拡張性、高い信頼性、シンプルな運用管理を提供
「PowerScale」ノードのパワーの基盤になっている「PowerScale OneFS」オペレーティング システムは、集合的にハイブリッド クラウド対応のエンタープライズ データレイクを形作っている、3～252ノード クラスターの幅広い範囲のお客様の環境で繰り返し実証されています。最新リリースの「PowerScale OneFS 9.2」により、シーケンシャルリードの速度は「PowerScale F200（リンク ）」（エッジ／エントリーノード）では25%、「PowerScale F600（リンク ）」（オールNVMe コンパクト パフォーマンス ノード）では70%、それぞれ向上しました(*1)。また、アプリケーションおよびクライアントのリモート ダイレクト メモリー アクセス（RDMA）サポートにより、ネットワーク ファイル システム（NFSv3）を利用する環境における、GPU対応アプリケーションの効果として、スループット パフォーマンスの大幅な向上と低レイテンシーの通信が実現します。これは、特に単一接続および読取り集中型のワークロードにおいて顕著です。

「PowerScale」は、世界クラスのエコシステムによって、さらに多くのメリットをお客様にもたらします。このエコシステムには、AI、HPC、アナリティクス、バックアップ、データ管理、セーフティー／セキュリティー、自動運転、ゲノミクスなど、幅広い領域を網羅した250以上のISVパートナーとの統合および認定が含まれます。

「PowerScale」に関するその他の詳細は、リンク をご覧ください。

価格と提供について
■価格：「Dell EMC PowerScale F900」：個別見積り
■提供について：デル・テクノロジーズおよびビジネスパートナーから提供します。
■製品写真：「Dell EMC PowerScale F900」：
リンク

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*1. デル・テクノロジーズ社内パフォーマンステストに基づく ― Spec ‘14およびNFS IOzoneベンチマークに対するOneFS9.2およびOneFS9.1のオールフラッシュ ノードで実施。パフォーマンスはクラスターにより変動し、ワークロードに依存します。2021年2月。実際の結果は変動する場合があります。

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■デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ（NYSE：DELL）は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。

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