2021年4月のモバイルマルウェアレビュー

2021年4月、Doctor Webは人気のAndroid用サードパーティアプリストアである APKPure の公式クライアントアプリケーションのバージョンの一つにトロイの木馬 Android.Triada.4912 が組み込まれていることを発見し、記事を公開しました。一方、公式アプリストアの Google Play では Android.FakeApp ファミリーに属する新たなトロイの木馬が発見されています。これらトロイの木馬は便利なソフトウェアを装って拡散され、さまざまな詐欺サイトを表示させます。そのほか、HuaweiのAppGalleryで、被害者を有料モバイルサービスに登録するトロイの木馬 Android.Joker が発見されました。

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4月の主な傾向
人気のAndroid用サードパーティアプリストアAPKPureのクライアントアプリケーション内でトロイの木馬の機能を発見
Google Playから新たな脅威が拡散される
アプリストアAppGalleryで脅威を発見
4月のモバイル脅威
4月の初め、Doctor Webは人気のAndroid用サードパーティアプリストアAPKPureで悪意のある機能を発見し、それについて公表しました。バージョン3.17.18以降のAPKPureクライアントアプリに、攻撃者によってトロイの木馬 Android.Triada.4912 が組み込まれていたというものです。 Android.Triada.4912 は自身のリソース内に潜んだ追加のモジュールを起動させ、このモジュールがメインとなる悪意のある動作(他の悪意のあるモジュールやアプリをダウンロードし、さまざまなWebサイトを開く)を実行します。

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