改良したAI(人工知能)が2021年の桜の開花・満開を予想

株式会社島津ビジネスシステムズ 2021年01月29日 15時00分
From 共同通信PRワイヤー

福岡が3/16に開花一番乗りし、全国的に平年よりも早めの開花となる予想

2021年1月29日
株式会社島津ビジネスシステムズ




 

株式会社島津製作所100%出資のグループ会社である株式会社島津ビジネスシステムズ(社長:三添忠司、本社:京都市中京区西ノ京桑原町1)は、AI(人工知能)を用いた桜の開花・満開予想サービス「AIさくら予想」において、1月29日に北海道、奄美沖縄地方を除いた各都道府県のお花見スポット約1,000ヵ所を対象とした桜の開花・満開予想を発表しました。当社は、桜の開花・満開予想の発表を2010年から開始し、2018年から予想にAIを導入しています。今シーズンは、昨シーズンのAIの予想モデルから改良を行い、開花予想精度が14ポイント、満開予想精度が7ポイント向上しました。「AIさくら予想」は、当社が運営する気象情報アプリ及びWebサイト「お天気JAPAN」(リンク)上で無料で公開します。

 

■ 2021年の開花予想

AIによる予想では、2021年は、全国的に桜の開花、満開ともに平年よりも早めとなるところが多く、平年よりも1週間程度早く開花するところもある見込みです。主な都市の開花と満開は、東京の開花が3月22日(平年より4日早い)、満開が3月28日(平年より6日早い)、名古屋の開花が3月24日(平年より2日早い)、満開が3月30日(平年より4日早い)、大阪の開花が3月27日(平年より1日早い)、満開が4月1日(平年より4日早い)、福岡の開花が3月16日(平年より7日早い)、満開が3月23日(平年より9日早い)で、最も開花が早いのは福岡(3月16日)で、最も開花が遅いのは青森と盛岡(4月18日)と予想しています。

 

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■ 各都道府県の標本木の開花・満開予想(2021年1月29日)

≪東北地方≫

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≪関東甲信地方≫

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≪東海北陸地方≫

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≪近畿地方≫

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≪中国四国地方≫

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≪九州地方≫

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全国約1,000ヵ所のお花見スポットのさくら予想も、『お天気JAPAN』で無料公開しています。

※銚子、熊谷、彦根、下関は、県庁所在地ではありません。

 

■ 「AIさくら予想」について

「AIさくら予想」は、桜の開花や気象などに関するビッグデータをAIに学習させることで、「咲き始め(開花)」から「終わり」まで6段階の状態を予想するサービスです。全国約1,000会場から13年間にわたって収集された桜の開花状況に関するデータ約127万件、1998年以降に全国のアメダスから収集された約10万件の気象観測データなどを使用し、桜の「休眠」、「休眠解除」、「花芽発育」の各ステージと、気温をはじめとする気象の変化パターンの関係をAIに学習させることで独自の予想を行い、毎日最新のデータに更新されます。今シーズンの開花予想では、AIモデルの改良、学習に利用するデータ要素の追加や見直し、AIモデルに2020年のデータを学習させるなど、精度向上のための更なる改良を行いました。昨シーズンのモデル(旧モデル)と、改良後のモデル(新モデル)で1999年~2020年までの開花予想と満開予想を行い、精度比較を行った結果、開花予想については、期間全体の適中率(±2日以内)の平均が、旧モデルでは36%、新モデルでは50%と14ポイント向上しました。また、満開予想についても、期間全体の適中率(±2日以内)の平均が、旧モデルでは54%、新モデルでは61%と7ポイント向上しました。

 

旧モデル:平均適中率36%

新モデル:平均適中率50%

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旧モデル:平均適中率54%

新モデル:平均適中率61%

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※コロナ禍により情報提供元より掲載許可が出ない桜スポットについては、開花予想が発表できない場合がございます。

 



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