「ひかりサイネージ」のNTTテクノクロスと「特務機関NERV防災」のゲヒルンが共同開発 訪日外国人や色覚異常の方も認識しやすい配色でアクセシビリティを重視
NTTテクノクロス株式会社(以下、NTTテクノクロス 本社:東京都港区芝浦、代表取締役社長:串間和彦)とゲヒルン株式会社(以下、ゲヒルン 本社:東京都千代田区、代表取締役:石森大貴)は、NTTテクノクロスのデジタルサイネージ「ひかりサイネージ」と、ゲヒルンの「防災情報配信システム」を連携させ、最適な防災情報を迅速にデジタルサイネージに配信する新サービスを11月下旬より提供します。
■背景
昨今、台風・豪雨、地震といった大規模な災害が頻発していることから、多くの人に情報を配信できるデジタルサイネージを活用した防災情報配信のニーズが高まっています。
しかし、従来のデジタルサイネージで配信される防災情報は、テロップなど文字情報によるものが多いことから視認性が低く、また訪日外国人に対する情報伝達にも言語上の課題がありました。
ゲヒルンは、2011年の東日本大震災を機に、「日本をもっと安全にする」という理念のもと、Twitterや「特務機関NERV防災」アプリなどを通して、視認性が高く分かりやすい防災情報を多くの人に提供しています。
この度、NTTテクノクロスのひかりサイネージとゲヒルンの防災情報配信システムを連携させることで、災害発生時や気象警報発表時に、最適な防災情報を迅速にデジタルサイネージに配信する新サービスを提供します。
■特長
(1)設置場所に応じた防災情報を自動配信
災害発生時や気象警報発表時には、設置場所に応じて、その地域に必要な防災情報を表示します。多くの人が集まる交通機関や観光地のほか、従業員の防災対策としてオフィスや工場などへの設置にも適しています。
(2)視認性が高く分かりやすいコンテンツ
特務機関NERV防災アプリと同じく、シンプルで視認性が高い文字フォント「AXIS Font(アクシス フォント)」を採用しました。また、色覚に異常を持つ人でも見やすい配色にするなどアクセシビリティを重視しています。
地図を使って対象地域を表示し、危険度に応じて色分けを行うことで、訪日外国人も認識しやすいコンテンツになっています。
(3)テンプレートを利用してオリジナルコンテンツの配信が可能
防災情報と一緒に最寄りの避難所や多言語での案内を表示するなど、用意されたテンプレートを利用してオリジナルコンテンツを配信できます。また、サイネージ端末ごとにコンテンツを指定できるので、設置場所からの避難経路などを表示できます。これらにより、災害発生時や気象警報発表時に迅速な判断・避難が可能になります。
■価格(税別)
1台あたり2,000円/月(予定)
※別途ひかりサイネージの契約(1台あたり3,600円/月~)が必要です。
※既存ユーザの追加契約も可能です。
■ひかりサイネージ
2010年の販売開始より国内累計約 1万6000パネルの導入実績をもつネットワーク型デジタルサイネージです。さまざまなシステムやIoT機器との連携など柔軟なカスタマイズに対応し、利用者の課題を解決するコンテンツを提供します。
■特務機関NERV防災アプリ
80万ダウンロードの実績がある防災情報配信アプリです。地震・津波・噴火・特別警報の速報や、土砂災害・浸水害・洪水害や土砂災害の危険度といった防災気象情報を、利用者の現在地や登録地点に基づき最適化して配信します。
*「ひかりサイネージ」はNTTテクノクロス株式会社の登録商標です。
* 記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。
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