チェック・ポイントがIoTセキュリティのスタートアップ企業を買収

画期的なオンデバイスIoTセキュリティ技術により、第5・第6世代サイバー攻撃に対するIoTセキュリティソリューションを発表

包括的なサイバーセキュリティソリューションプロバイダーであるチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(Check Point Software Technologies Ltd.、NASDAQ: CHKP、以下チェック・ポイント、リンク)は本日、新たなIoTセキュリティソリューションのリリースを発表しました。チェック・ポイントは、IoTデバイスのファームウェアを強化・保護し、高度な攻撃からデバイスを保護する統合型セキュリティソリューションを業界で初めて提供します。このテクノロジーは、チェック・ポイントが買収したイスラエル・テルアビブのスタートアップ企業「Cymplify」の技術を活用し、チェック・ポイントのセキュリティ・アーキテクチャ「Infinity」に統合することで実現します。

家庭、業務、産業や医療分野におけるモノのインターネット(IoT)の普及およびIoTに内在するセキュリティ面の脆弱性は、IP監視カメラなどのデバイスへの不正侵入、医療機器などの不正操作、製造工場などの重要インフラの乗っ取りといった第5・第6世代サイバー攻撃の温床となり、甚大な被害をもたらします。本技術は、IPカメラ、スマートTV、エレベータ制御装置、また点滴ポンプなどの医療機器を迅速に強化し、これらのデバイスを高度なゼロデイ攻撃から保護します。

チェック・ポイントの製品担当部長を務めるDorit Dorは、「あらゆるデジタルプラットフォームに最善のサイバーセキュリティを提供することは、チェック・ポイントの継続的な取り組みの一つです。第5・第6世代のサイバー攻撃は、各種IoTデバイスを含む最新鋭プラットフォームの普及に新たな温床を見出しており、サイバーセキュリティ機能の拡張が急がれています。チェック・ポイントの統合型セキュリティ・アーキテクチャ『Infinity』へCymplifyの技術を統合したことにより、IoTサイバー攻撃に対する顧客保護体制の強化や、IoT関連リスク・脆弱性に対する予防措置の整備を、重要業務に支障をもたらすことなく実現できます」と述べています。

本リリースは、米国カリフォルニア州で2019年11月14日(現地時間)に配信されたものの抄訳です。英語のリリース全文はこちら(リンク)をご確認ください。

■チェック・ポイントについて
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(リンク)は、世界各国の政府機関や企業など、あらゆる組織に対応するサイバー・セキュリティ・ソリューションを提供する大手プロバイダーです。業界随一の検出率を誇る先進のソリューションにより、お客様のネットワークを、マルウェアやランサムウェアなどの多岐にわたる第5世代のサイバー攻撃から保護します。企業のクラウドやネットワークのほかモバイル・デバイスに保存されている情報を、今日の第5世代のサイバー攻撃を含めてあらゆる脅威から保護するため、第5世代の脅威に対応するマルチレベルのセキュリティ・アーキテクチャを備え、直感的で操作性に優れた総合的かつ一元的なセキュリティ管理システムを展開しています。世界の10万以上の組織・企業がチェック・ポイントのセキュリティ製品を利用しています。チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの全額出資日本法人、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(リンク)は、1997年10月1日設立、東京都港区に拠点を置いています。

■Cymplifyについて
Cymplifyは、IoTセキュリティ向けオンデバイス型ソフトウェア・セキュリティ強化モジュールを備えた最先端ファームウェア解析エンジンを開発する、イスラエル・テルアビブに本社を置く企業です。デバイス上の各種プログラムの設定に役立つ、高度なサイバーセキュリティ・ポスチャー解析を提供しています。解析結果に基づきプログラムの保護制御機能を最適化し、各デバイスに最も適したセキュリティスイートをカスタマイズし組み込むことで、既知の脆弱性やゼロデイ攻撃からデバイスを保護しています。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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